みんなのレビューと感想「不浄を拭うひと」（ネタバレ非表示）（54ページ目）

実話だからこその深さを感じる

実話に対して思うこと、感じること、考えさせられること...が沢山あって
それをこうして読み物にして表現してくれていることが非常に意味のあることと思います。
とても強い関心をもって読ませてもらいました。

人間の最期、ほんの少し前まで生きていた命からのグロい亡き骸の片付けという現実。この漫画を通して特殊清掃をされている方々の仕事を知り、頭が下がります。頭皮がズル剥けて髪の毛が残るや、脂肪が風呂に浮かぶやら知らない現実世界を、このような漫画にしていただき勉強になりました。自分は最期どうなるのか、、なるべく脂肪は残さないような体型でいたい。

大事な仕事だけど

現実にこのようなお仕事をされてる方がいて、読みやすく描いて下さるのは良いのですが、やっぱり少し怖くなりました。
でもこれが現実。考えさせられます。

人間は汚いもの

いつも考えさせられる漫画です。
しかも、え？こんな状態になるの？という驚き‼️
人間とは不可思議な生き物であり、また、生きている時も汚いものだと思う。
最近は、衛生状態もよくなって、しかも人工の香りなんかもいろいろ出てるけど、
本来は、臭いし、汚れる生き物です。
まして、死んで放っておかれたら、この漫画のようになる。
人間の死を考えるのにとてもいい漫画です。

知らないものを知れるのは凄い

世の中あれは誰がやってんだろうとか、どうしてんだろうなど思うこともあるけど、この漫画の内容はその上を行くような事柄かな。確かにこういうお仕事される人いないとな。

今の現実

確か、めちゃコミックを使い始めたのは、このマンガの宣伝がTwitterに流れてきたのが最初だった気がします。
まずタイトルがいい。こういう仕事はそれこそ「不浄」として敬遠されがちだと思いますが、「拭う」人がいてくれるから、社会は回ってるんだなと。あまり知る機会もなかった仕事を知ることができてよかった。全体にあっけらかんとしていますが、でも思慮がないわけではなく、きちんと向き合っている人たちの描き方、私はいいと思います。

なるほど…

現実にある仕事の中でも特殊な仕事とゆう事は知っていましたが、ここまで生々しく描いてくれる漫画家さんってなかなかいないので勉強になります。

参考になる話

自分も(流石に作品のお客さまほどではないものの)汚部屋の主なので、興味深いですし、個々のエピソードからも学びがあります。

絵も内容もGOOD

シビアな内容をこの絵柄で描くのが良かったです。
特殊清掃はテレビ番組でもYouTubeでもよく観ますが、この漫画の方がずっとリアルに感じます。

明日がどうなるかわからないけれど、明日死んでしまうかもしれないなどとは真剣に考えた事がなかった。
ちゃんと考えて日頃から整理整頓をしようと思う。
他人に迷惑をかけちゃいけないな〜