みんなのレビューと感想「キララのキ」（ネタバレ非表示）

岩舘ワールド

岩館真理子の綺麗で透明感のある絵と、ちょっとゾクリとするサスペンス的要素と、可愛いけど奇妙さが絶妙に組み合わさった不思議な作品。個人的にキララの動きが怖いw

キララにあこがれて

キララみたいな髪型にしてみたくて憧れてた若い頃を思い出します。スラリとしてて手足が長くて頭が小さくて。

いつも謎めいている

初期の頃は違うかもしれませんが、岩舘さんの漫画はいつも不穏から始まりどんどん謎めいていきますね。特に女達。男性陣は添え物のような感じ。女の業を感じさせます。

最高傑作

真理子ワールドの中でも、ベストオブベストです。線もますます繊細で美しい描になっていて、何十回読み返したか！

少しホラー？

不気味な存在の女の子、キララ。
最初のうちはかなりわけがわからないストーリー展開で、後半もやっぱり不思議なお話となっております。
キーはお母さんで。おっと、これ以上は言えません。
岩館真理子さんの後期の作品に入る不思議ワールドを楽しんでください。

ずっと好きな世界観

岩館真理子作品の独特の空気感が好きで、物語もキャラクターも好きなのですが
背景だったり小物やインテリアのデザインがとても好きです。
「キララのキ」は抽象的で夢の中に迷い込んだような世界観に、姉妹の確執や子供の様々な想いが紡がれ、ドロドロした面もある。でも不思議な国のアリスのような雰囲気と奇妙な精神世界と現実が入り混じり、俗っぽさを感じさせない。
難解な部分はありますが、そこも含めて好きな作品です。

不思議な世界で解釈の難しいストーリーです。
読んだあと、誰かと答え合わせをしたくなるような(笑)
ミステリアスな雰囲気の好きな方にはピッタリな作品です。

読んでて混乱して、よく分からなくなりました笑
岩館真理子さん、一時は本当に天才的なお話ばかり量産していたのに、残念です。

連載当時、世界観や先の読めない展開にほんとうにドキドキしながら読み進めていた漫画。あのドキドキを超えられる作品にまだ出会えていないかも。
このころの岩館さんは少し毒のある作風でミステリー作品が多かった印象ですが、まさに集大成ではないかと感じました。これ以降の作品はパンチが足りないなとおもうくらい。新たな発見や答えを求めて何度も読み返したくなる作品です。

難解というかなんと言うか

私の頭が悪いのかも知れませんが、難解というか複雑というか、
読んでて混乱して、よく分からなくなりました笑
岩館真理子さん、一時は本当に天才的なお話ばかり量産していたのに、残念です。