【ネタバレあり】[小説]溺愛婚 絶倫公爵は愛しの薄幸令嬢をなんとしても妻にしたいのレビューと感想

スパイが活躍

ラブロマンスと、国家間の陰謀に暗躍するスパイの話を上手く混ぜ込んでます。でも諜報員を使いこなしてあまたの女性と浮名を流しまくってたイケメン彼氏が、遠い昔に一目惚れした女の子にだけ特別な愛を誓うっていうので、都合が良すぎてもやっとします。ラスト、ほぼ全員が嘘をついてました、でも陰謀を回避してハッピーエンドです。上手くまとまった話ですが、彼の印象が最初と違う気がして、読み返して、やっぱりもやっとしてます。

うーん…

一途な2人のお話。

絵は綺麗ですが、話を読んでるとイマイチ挿絵のヒーローが作中のヒーローとは思えなかったです。すみません。

純粋無垢なヒロインは修道女だったにも関わらず、叔父にそそのかれて出来もしない色仕掛けでヒーローを落とそうとします。

この設定がイマイチ違和感ありまして…
本作中ボケてるのか?と思うようなことを言うヒロインは微笑ましいけど、
色仕掛け作戦。なんなら一晩でなく数日でも数週間でもお相手しろと言う叔父が下衆なのはわかるが、一晩相手する勉強してまで色仕掛け作戦を実行しようとするヒロインに全く共感出来ません。
本文でもヒロインが、修道女の中には貴族やらの愛人をしていた人を何人も見てきたと書かれてます。
そういう人を見てきたと言ってるヒロインが何故同じようなことをしようと思うのか？
叔父に言われたから?
色仕掛け相手が初恋の人だから？
だとしても気持ちがあやふやなヒロインになかなか感情移入出来なかったです。

色仕掛けでヒーローを骨抜きにしろと叔父に言われ『恋多き遊び女』としてヒーローに近付くヒロイン。だけどそれまで修道院暮らしだったのでチグハグな会話にしかならないという。
嘘をつき続け辛くなるヒロイン。
物語の展開が面白く、ヒロインを取り巻く人間関係も凄く良かったです。
ヒーローは巨〇で絶倫一途で甘々で、そしてなんといってもイラストが素敵！
オススメです。

素敵でしたw

叔父の狡猾さには物凄くムカつきました〜٩(๑`^´๑)۶
両親亡くして心細い世間知らずな姪を思いやる事も出来ないなんて……

ヒロインは家督再建の為に悪い叔父に騙され､不埒な役に徹しようと奮闘するも､純粋ゆえに初さが出て､全然不埒さが出てませんでしたね(^^)まぁ､そこが可愛かったけど。

ヒーローはヒロインが可愛くて可愛くて仕方ないって感じが伝わってきて､キュンキュンしました♪

エロさもしっかりあって､読みやすかったです。しかし､ヒーローが巨○だったとは( *´艸｀)話の中では「絶倫」というほどのシチュエーションはあまりなかったですが､細身のヒロインがそれを受け入れるなんて…( ｡ﾟДﾟ｡)考えただけで燃えちゃいました(笑)

家の為にと、慣れない色仕掛けでヒーローに迫って行くヒロイン。
本人は一生懸命だけど、どこかズレてるヒロインがかわいらしいかったです。
でも最初からヒーローも分かってて、それでもそんなヒロインを愛おしく思ってるというところが良かったなぁ。

可愛い

過去の不幸から修道院にいたヒロインが、実家のために色仕掛けを、という流れですが世間知らずのヒロインのずれた台詞まわしが可愛らしくヒーローと一緒に思わず笑ってしまいました。文章も軽快、ストーリーも楽しめました！