[小説]斎姫繚乱

あらすじ

〈神の子〉宮の復活は――!? 「斎姫」第2部スタート。寛弘8年(1011)秋。〈神の子〉宮は眠ったまま……、突然、繭のような光に包まれてしまう。一方、都では眠っているあいだに受領の娘たちが亡くなってしまうという事件が、頻繁に起こっていた。宮を狙って……? それともヒトならぬモノ、香久夜が事件に関わっているのか……? が、どうすることもできない義明。やがて光が消え目覚めた宮には、異変が!?

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  1. 斎姫繚乱
    斎姫繚乱
    宮乃崎桜子 / 浅見侑
    必要ポイント:520pt

    〈神の子〉宮の復活は――!? 「斎姫」第2部スタート。寛弘8年(1011)秋。〈神の子〉宮は眠ったまま……、突然、繭のような光に包まれてしまう。一方、都では眠っているあいだに受領の娘たちが亡くなってしまうという事件が、頻繁に起こっていた。宮を狙って……? それともヒトならぬモノ、香久夜が事件に関わっているのか……? が、どうすることもできない義明。やがて光が消え目覚めた宮には、異変が!?

  2. 積善白花 斎姫繚乱
    積善白花 斎姫繚乱
    宮乃崎桜子 / 浅見侑
    必要ポイント:520pt

    長和元年(1012年)春。さらに美しさを増してゆく宮に、どう接していいかとまどう義明。一方、女人となった宮は自分でも驚くほど不安でいっぱいだった。そんな折、立后目前の女御妍子が失踪。内裏を捜索した宮は、珍しい白い花の描かれた屏風と花の香りが気になるのだった。現世(うつしよ)の花ではない、夜の花――。その香りで、ヒトの本音に気づかせる……。宮と義明の本心とは……!?

  3. 火炎藤葛 斎姫繚乱
    火炎藤葛 斎姫繚乱
    宮乃崎桜子 / 浅見侑
    必要ポイント:520pt

    平安歴史ファンタジー 第2部第3弾! 長和元年(1012年)冬。関院では禁を破って現世に降りた都姫(香久夜)を夜の世界に連れ戻すための追っ手、火鼠が繁殖して、不審火が頻発していた。逆に火鼠を利用して、中宮妍子を襲おうと企む都姫。巨大になった、火鼠を前に成す術がない宮は、己の力不足を思い知らされる。<神の子>であり続ける意味を見失い傷心の宮がとった行動は……!?

  4. 龍棲宝珠 斎姫繚乱
    龍棲宝珠 斎姫繚乱
    宮乃崎桜子 / 浅見侑
    必要ポイント:520pt

    長和2年(1013年)秋。敦康(あつやす)親王の許婚者(いいなずけ)、琴姫は香久夜が女房として出仕した直後、突然の高熱で病に伏せる。宮は香久夜の仕業ではないかと疑い、義明は高熱の原因が龍と知り、宮の式神の水曜星ではないかと疑う。互いに本心を言えず気まずい宮と義明。だが、病の原因は宝珠(たま)に棲む火龍だった。封じるには、生命が必要という。義明は宮を助け、自らの生命(いのち)を捧げた。そして……!?

  5. 怨呪白妙 斎姫繚乱
    怨呪白妙 斎姫繚乱
    宮乃崎桜子 / 浅見侑
    必要ポイント:520pt

    長和3年(1014年)初夏。目覚めたものの記憶を摩尼宝珠に封じられたままの義明(よしあきら)。夫婦とは名ばかりの宮(みや)との不自然な関係にとまどいながらも、あらためて好意を寄せてゆく。一方、宮は自分とのことすべてを忘れ、義明が香久夜の想い人、長屋王になったのではないかと考え、焦燥感に苛立つ。その頃、新斎宮がらみの事件が頻発。怨霊のせいとわかり、宮は独り浄化に向かう(講談社X文庫ホワイトハート)。

  6. 華燭恋唄 斎姫繚乱
    華燭恋唄 斎姫繚乱
    宮乃崎桜子 / 浅見侑
    必要ポイント:550pt

    長和4年(1015年)初夏。相変わらず、記憶を封じられたままの義明(よしあきら)だったが、宮への愛しい想いはつのるばかりだった。一方、宮は香久夜(かくや)を悪しきモノと捉えていない義明に苛立ち、素直になれないでいた。そんな折、大納言頼通(よりみち)の子をなした召人(めしうど)が急死し、頼通も悪霊に取り憑かれた。子どもができない正妻の呪詛なのか(講談社X文庫ホワイトハート)。

  7. 歳星天経 斎姫繚乱
    歳星天経 斎姫繚乱
    宮乃崎桜子 / 浅見侑
    必要ポイント:580pt

    長和4年(1015年)暮れ。義明の魂を封印している龍の宝珠が動いた! 帝位を呼び寄せるといわれる龍を復活させ、敦康親王を新東宮にという香久夜(かくや)の企みであれば、阻止しなければと思う反面、宝珠の封印が解ければ義明の記憶も戻るのではと期待してしまう宮だったが……。火龍は復活、親王を襲う!親王をかばった義明は火龍と一体化。宮は義明ごと倒す覚悟を決めるのだが(講談社X文庫ホワイトハート)。

  8. 夜啼姫神 斎姫繚乱
    夜啼姫神 斎姫繚乱
    宮乃崎桜子 / 浅見侑
    必要ポイント:580pt

    長和5年(1016年)初秋。内に火龍が棲みついてしまった義明。その火龍がいつ義明を支配してしまうか不安な宮。一方、夜な夜な啼く怪鳥を怖がる幼帝は体調を崩す。心配する祖父の道長は、宮の企みかと疑い、香久夜にそそのかされ宮を暗殺しようとする。宮の危険を感じた義明は怒りのまま火龍となり……。荒れ狂う火龍の中に義明を見た宮の決断は(講談社X文庫ホワイトハート)。

  9. 紅蓮瞠目 斎姫繚乱
    紅蓮瞠目 斎姫繚乱
    宮乃崎桜子 / 浅見侑
    必要ポイント:580pt

    長和5年(1016年)晩秋。怒りで感情が高ぶると体躯(からだ)の内の火龍が表に現れてしまう義明は、重家の誘いで修行のため山に籠る。一方、宮は義明の留守中に朱雀丸が持ってきた伝説の『仏の鉢』を見せてもらう。その後、日に日に元気がなくなり痩せていく宮。山から戻った義明はそんな宮の姿に愕然とする。呪詛? いったい誰が宮を呪っているのか(講談社X文庫ホワイトハート)。

  10. 龍楼月陰 斎姫繚乱
    龍楼月陰 斎姫繚乱
    宮乃崎桜子 / 浅見侑
    必要ポイント:550pt

    長和6年(1017年)秋。生命の欠片を奪われ、前にも増して儚げで消えてしまいそうな宮を心配する義明。体躯(からだ)に火龍を宿し、いつそれが暴れ出すかわからない義明が不安な宮。だが、長屋王の魂だけでも取り戻し夜の世界に持って帰ろうと画策する香久夜によって、義明の体躯は再び火龍に支配されてしまう。火龍になってもなお宮を護ろうとする義明だが(講談社X文庫ホワイトハート)。

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みんなのレビュー

  1. 評価:4.000 4.0

    苦しいほど焦らされる

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    姫宮と義明の話、第二章。
    神の子として、魔物と戦い続ける姫宮とそれを支えようとする義明。
    人間としての心の機微に疎い宮様と、
    宮様を女性として愛している義明。
    徹底的にすれ違う二人の気持ちがいじらしくもあり、
    読んでいて苦しくなるほど焦らされる。

    早くハッピーエンドになってほしいのに、
    人生そんなに甘くないって感じで、
    次々に現れる、魔物と妖。
    宮様の影として作られたカゲキまで再び現れてしまうとは。
    いっそのこと結末から読めたら良いのに、
    それでは面白くないので、あくまでも順番に読み進めて
    二人の変化と成長を見届けたいと思います

    by 匿名希望
    • 0

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