4.0
いいんだけど前半が
設定が面白いです。
ああ、でもキャラクターかな。一番は。見た目もね。好きな感じなので、贔屓めに書きます。
最初はハテナがいっぱいで、登場人物の行動が、「それはありえんでしょ!」と思いつつ、画に惹かれ、読み続け、ラストには、感動していました。たぶん設定がほんの少し甘いところがあったり、作者さんがストーリーを追うのにいっぱいいっぱいで、行動する上でのココロや動機付けが足んなかったりしたのかあなっと、感じました。
でも最後の方、登場人物が出揃いそれぞれが語られ、伏線をほぼ回収し終わった後は、落ち着いて読めました。チョット短めだったけど。
兄は死んで、主人公のココロの傷で生き続けることを選ぶ、とか、ひさやくんとの絡みとかいいわあって思った。
設定面白かった。
以下あらすじのようなもの
ハルは、兄エイシと2人きりの兄弟で、カシキとよばれる、術者の生まれ変わり。この術者は、節句の子の植物に影響力があることや浄化の力を使うため命を奪いながら、ミカドの世を安定させていたが、前世ハルはその悪事を知り、クーデターを起こし、子どもたちを逃そうとする。しかし、ヒサヤたち6人は生贄にされかかっていた為、不老不死の呪いがかけられることになり、ハルを怨むことになる。しかし現世ハルの明るさや優しさに惹かれるようになる。
一方前世ハルのもう一人の生まれ変わりエイシは、ハルを手に入れるため、タネによる凶悪化した狂人によって事件を起こし、ハルの記憶を呼びさまそうとしていた。
けれど、現世ハルは、ヒサヤを選び、エイシはハルにチカラを残し死んでしまう。ヒサヤたちを救う為、ハルはチカラを使い果たし、植物状態になるが、数年が経ち、指輪をヒサヤにはめられ、眼を覚ます。というお話。
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