【ネタバレあり】ふつつかな父娘ではありますがのレビューと感想（33ページ目）

心がざわざわする

いつも一生懸命でおじさんおばさんと暮らし、不遇な境遇でもけなげに感謝の気持ちを忘れない、主人公の苗ちゃん。

ある日突然、自分の知らないうちに大金持ちのお爺さんとの養子縁組を組まれ、孫娘となる。そして一度だけあったことのある青年が戸籍上の父親に…。

父と娘、でも赤の他人。歩み寄ろうとしない父に苗ちゃんは心優しく寄り添おうとしていく。

そして再びおじさんおばさんが現れ、育ててやったのだから、一生暮らせるお金を用立てろと迫られる。

一瞬だけ、おじさんおばさんは私の幸せをねがってくれていた。家族だった。と思ったのに一言で突き落とされた感じが胸が痛く、ざわざわした感情になりました。
ひき続きゆっくり読もうと思う作品です。

苗ちゃんが幸せになれますように。