壊滅、3.11大津波 佐香厚子傑作選II
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あらすじ
「逃げろ! 転んだ年寄りにかまわず逃げろ!」 東日本大震災…その時、その場には驚くべき「真実」があった――! 2011年3月11日、岩手県陸前高田市を大地震と、そして大津波が襲った――! 海から5キロも離れた街が壊滅してしまうということ、地震から数日経っても家族の安否も分からないということ…平和な日常からは想像もできない現実に襲われた時、人間はどうなってしまうのか!? ――表題作『壊滅、3.11大津波』。その他、38.9メートル、ビル10階分もの大津波が街を、人を、大切なすべてを飲み込んでしまった。その絶望に必死で立ち向かおうとする少年の姿を描く傑作!『東日本大震災と少年』収録。岩手在住作家が渾身の筆致で描くあの日のリアル!!
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みんなのレビュー
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現実を知らない私
震災の時、私は関西にいたので現地の映像はずっとライブ配信されていました。家や人が流されていく映像も配信され、東北に知人はおりませんが泣きながら無事を祈っていたのを思い出しました。
しかし現地の人はテレビも観られる状況ではなく、被害の全貌を知るのはもっと後だったようです。
漫画という形で震災の出来事を知れるのはいいキッカケだと思います。震災を知らない若い世代が今後どんどん生まれてきます。そんな人たちにも是非読んでいただきたい、歴史を知るという意味で、非常にいい漫画だと思います。by 匿名希望- 1
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4.0
私は九州に住んでおり、当時仕事が忙しく、当日起こった地震や津波の現実を夜になって知りました。
本当に起こった現実なのかと疑うほどで、映像をまともに見ることもできませんでした。
10年経って当時の映像や被害をより詳しく知ることができるようになり、今までにない予期せぬことは自分にも起こるかも知れないんだな、と思いました。
テレビの報道だけでなく、このように漫画でも取り扱ってくれることで、ひとりひとりの意識が高まると良いな、と思いました。by 匿名希望- 1
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4.0
無料おためし
だけ読みました。作者と同県在住、あの日も被災地で暮らしていました。自宅や家族に幸い被害はありませんでしたが、友人が犠牲になったり、今まで見てきた街が一瞬でなくなりました。東日本大震災後も各地で災害が起こり、たくさんの方が犠牲になっており、ニュースを見るたびに心が痛みます。あの日のことを教訓に大丈夫と思わず、自分の身を守れるようにしたいです。
by かにちゃんV- 1
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5.0
佐香先生のマンガは小学生のころからよんでいました。そのころは少女マンガでしたが今は大人のマンガを書いているのですね。東日本大震災は私も経験しましたが津波のそのあとの生活の立て直しも家族構成によって色々変わってくるのだなあと思いました。無理をしてでも娘さんを送り出した夫婦の親心に涙しました。
by まりもかん- 1
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5.0
いいと思う
震災をテーマにした漫画、貴重だと思います。
リアリティもあり、当時のことを思い出す描写もありました。
時間とともに、薄れる記憶、報道。
現在は復興の歩みがクローズアップされがちですが、当時のことを語り継ぎ、このような作品に残すことは大切だと思いましたby ☆karasumi☆- 1
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