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ずいぶん前に読んだ作品ですが、今読んでも古くさいと感じないです。最近こういうドラマや舞台・映画が出てきてることから考えても、やっぱり一条先生は凄いと思いました。
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ずいぶん前に読んだ作品ですが、今読んでも古くさいと感じないです。最近こういうドラマや舞台・映画が出てきてることから考えても、やっぱり一条先生は凄いと思いました。
一条先生の作品は良いですね。若かりし頃、有閑倶楽部など先生の作品はよく読みましたが、いつもハズレなしでした。ただ、久しぶりに先生の作品を読んでみて、昔のイメージほど絵がキレイでない、と感じたのは私だけでしょうか?
護国寺くんが本当にすき。
優等生からのギャップがすごく良い。
そして、一途に思ってるところも、素晴らしい。
一条ゆかり先生大好きです。この作品も面白い。先生の書く男の子がかっこよくて好き。絵も綺麗し、内容も面白い。
ホスト、彼女の母親と…という割とヘビーな内容なのですが、主人公とのさまざまなキャラクターたちとの関係性や内面の成長なども見られます。
これが現実、しかも彼氏だったら絶対に許せない御都合主義的なお話。
でも、面白い!
リアルを感じたらダメ!私もやはりお金があり、才能のある大人の女になりたいものです!
何かに執着したり心揺さぶられることもなく何となく生きていた主人公。
一人の年上女性レイコと出会って人間らしく変化していきます。
レイコの生き様は同性から見てもカッコいい。
最後が希望と違ったのが残念だけど、すごく衝撃を受けたお話でした!
絵の好みはかなりわかれると思いますが、有閑倶楽部を楽しめたりぼん世代なら楽しく読めると思います。主人公だけがやる気ないけど比較的普通の設定で、彼女とか委員長(♂)とか、こんな高校生いないわ、って感じですが、創作と割りきれれば面白いです。 この作者の作品の中では(有閑倶楽部除く)比較的重い設定や展開がなく、話もまとまっていて読みやすいと思います。