大人の問題提起シリーズ かわき
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あらすじ
「オジサンと高級料理店でデートするだけでお金がもらえる。なお、体の関係は一切なし」――社会人2年目の生活に、もう少し余裕が欲しいと感じていたマイ。後輩のエリカに誘われ、彼氏に内緒で「パパ活」を始めるが…? 一世を風靡したオムニバス作品「問題提起シリーズ」が“大人編”になって帰ってきた!!記念すべき第1巻には“パパ活”“婚活沼”の2テーマが登場!その他収録作品に、読み切り『のんとマリの愛し方』。
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ユーザーレビュー
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ももち麗子!
ももち麗子先生の作品は中学生のときから読んでいましたが、まさか大人の問題提起作を描くとは!絵が大変お上手になられましたね。パパ活のマンガは何個か見たことがあるんですけど、パパ活って要は援◯交際ですよね……。ももち麗子先生の作品で女子高生が援◯交際をやるというマンガがありましたが、現在ではいい大人がですよ。時代ですかね。
by ねこにゃにゃにゃん- 9
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5.0
昔から
この作者さんの漫画好きです。「いたみ」から始まっている問題提起シリーズ。タイトルは必ず3文字。
今作も、現代の「パパ活」にスポットが当たっていてサクサク読んでしまいました。田舎者の私にしたら夢みたいな話ですが、都会では大なり小なり、本当にこういう事もあるんですかね?次回作も期待します。by beerbeer- 9
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4.0
奇妙なリアリティー
パパ活、婚活、という現代的な題材を扱った漫画だが、そのリアリティーは、ちょっと独特である。
ただ現実をなぞって、その暗部を晒す、というような漫画ではない。
特に、一話目のパパ活のエピソードは、本当に単純なリアリティーを追求するならば、この展開は「ナシ」だろ、と思った。
「現実のトラブル」の顛末としては凝りすぎているし、練りすぎている。
現実はもっと単純に醜悪であり、そうであるがゆえに、恐ろしい。
しかし、である。
見方によっては、現実に既に起きていることを模倣して描くだけならば、フィクションとしての価値なんてどこにあるんだ、ということになるかもしれない。
あくまで、フィクションならではのことをやりながら、それでもリアリティーを損なわない、というのが、作者の腕の見せ所なんじゃないかしら、と。
この漫画からはそんな意気を感じたし、それは全面的に支持したいと思った。
そして、フィクションにおけるリアリティーとは何なのか、ということをあらためて考えた。
少なくともそこには、「出来事としてのリアリティー」を超えて、現実を生きる人間の感情や本質を切り取る正確性が不可欠なのだろうと思う。
そういう意味では、間違いなく、リアルな作品だった。by roka- 2
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4.0
なるほど
ももち作品はほぼ読んでます。
一時期話題となったパパ活をテーマにした中身とあって興味があり購読しました。
やはりお金だけ貰えるなんて都合の良い話はありませんよね。
最終的に主人公とより戻すかと思った彼氏も結局主人公から去って行きましたし、やはりハッピーエンドでは終わらないお話でした。
うまくパパ活してる方もいるかもしれないですが、やはり自分としてはハイリスクだと思うので絶対やりたくないと改めて漫画を読んで思いました。by みるっくす- 1
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5.0
心理描写が絶妙
女性の欲望を的確に捉え、その欲望の沼にはまり、堕ちていく様がとてもリアルに描かれており、ぞわぞわしました。
誰でも良く思われたい、見られたい、楽でいい生活がしたいという欲望を持っているもの。
だけど、なぜそう思われたいのか、見られたいのかの理由が、単なる人との比較、つまりマウンティングであると、人生はどんどんブレていく。
人生に対する訓示のような学びのある漫画でした。by maicooorn- 0
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3.0