【ネタバレあり】ゴミ屋敷とトイプードルと私♯のレビューと感想（12ページ目）

いるいる

身近によく似た女がいます。だから共感する。というのではなく、寧ろ共感は殆どできない。逆に、この女は何故こんなことをするんだろう？という疑問は少しだけ解かれました。朝から高いシャンパンをアップしたり、高い化粧品を並べたり、沢山のアクセサリーをアップしたり、彼氏もいないのに♥デート♥と写真をあげていたり。影ではトイプ女子と呼ばれている女です。

これはどちらに軍配が？

実際の会社内でもあるあるですよね。漫画ほど大袈裟ではありませんが。身を滅ぼすのはどんな女性なのか今後が楽しみです。

そんなにSNSでいいね！もらうって大事かね〜。せっかくカッコイイ彼氏がいて、これから安定した生活送れたのに、もうもったいない。そして、最後は安定のあすかさん。あすかはそうじゃなきゃね！

身近にいそう

こーゆー人その辺にいっぱいいそう。みさきの状態がわかった時すっきりした！こーゆー頭沸いてる人が落ちぶれてく姿読んでいて気持ちいいw

前作が面白かったのでこちらも読みましたが、前作を超える転落っぷりは面白くもあり、主人公が可哀想に思える所もありました。

最初は面白く読んでたけれど、だんだん人間離れしてきたような感じがして、絵も雑になってきて尻つぼみ的な感じでした。

気の毒…だけど、サヤは最後までモグラ。

サヤの生い立ちは本当に気の毒。反動で輝きたい気持ちも分かる。

しかし、方法がとことん間違えていた。
派手な先輩達と中身スカスカな見栄っ張りな会に参加することが素敵なことだと勘違い。

挙げ句の果てには、コツコツ努力することもダサいと勘違いし、婚約者を放り出して枕営業に勤しむ。
堂々と言えない枕営業を続ける限り、彼女はモグラでしかないのに。

そして、ずっとバカにしてた派遣さんの正体が憧れの存在だと知る。

彼女は大金持ちで正しい教育を受けた人とは言え、超大手の次期社長と言う大きな使命を生まれた時から背負っているから、一概に恵まれているとは判断しにくい。

まあ、彼女はとてつもなく頭が良いので、転がること無くやっていけるのだろうが。

そしてサヤはどんどん転がり続け、しまいにはボロアパートでスケベなヅラのケツアゴ親父と同居。
一応夢は叶ったはずなのに、ボロボロな表情。

どんなに努力しても幸せが叶わない人が沢山いる中、それを最初から放棄すればますますダメなのは仕方ないのだろう。

最後に…婚約破棄した男の事を、みんな顔やスペックは誉めるものの誰一人性格を誉めていない所が笑えた。

現代の闇

現代の闇、とか言うと大袈裟だけど、ネット時代にあって、どんどん膨らんでいく人間の承認欲求は、恐ろしいと思う。
普通ならどこかで踏み留まれるところがあるように思ってしまうけど、実際「中毒」になってしまったら、どうなるかわからないよなぁ…

現代

●●映えがあるように、SNSへの投稿がよくわかりやすくて、現代と対抗してますね。どんどんハマるし、自分が自分じゃなくなる

SNSの闇

現代社会を上手く反映したストーリーになっていました。周りの人から良く思われたいという欲は誰しもが持っているものだけれども、自身の価値は自身で認めることが大切だと感じました。
主人公のサヤは自分のことを愛してくれる婚約者とやりがいのある仕事を持つ恵まれた女性でした。サヤの過去には同情はしますが、キラキラした世界に惑わされ、目の前にある日常を蔑ろにした結果何もかも失ってしまったのは当然だと感じました。サヤのようにSNSが全てな女性は世の中に多いので、とても人事だとは思えないと感じさせる作品でした。徳井さんや中山さんの今後を描いたストーリーあればぜひ読みたいですね。