ひばりの朝
- 完結
- タップ
- スクロール
あらすじ
ヤマシタトモコ快作、誕生! 少女の正体は魔性か、凡庸か。 「あたしがわるいんです」 手島日波里(てしまひばり)、14歳。同い年の子どもより、肉感的な身体つき。彼女を知れば、男はたいがい性的な感情を抱き、女はたいがい悪意の弾をこめる。「値段のついてる『おんなのこ』……あたしとは違ういきもの」 彼女にまつわる心理展覧図はどこまでも繁るが、真実の正体は誰が知るのか──。
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みんなのレビュー
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5.0
あたしは助かるの?
1人の少女を誰もが女として見る。
男に媚びる女だと。
彼女の本当の顔に気がついても、結局誰も彼女を助けないことを選んだ。
見て見ぬ振りをして終わらせた。
最悪なのは、いとこの男はそれすら気づかなかったこと。
今日のことを思い出さなきゃいけないと、完は言われたけど
罪悪感や後悔すらおぼえてほしくない。by 匿名希望-
9
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5.0
できれば男女問わず読んでほしい
セレクションバイアスってありますよね。例えばファッション誌を読む人はそもそもある程度おしゃれに気を遣える人で、本当に「えっ?」と思われる格好をした人は、たとえタダでもその手の情報には手を出さない。この「ひばりの朝」も、本当は不快に感じる人ほど読むべき作品なのでは、と思っています。もちろん、実体験で全て知っている方を除いて。
外見は年齢の割にセクシーで、中身はごく普通の女の子、ひばり。そのギャップから見ているだけで胸が重くなるような目に遭います。
最後、彼女がどういう選択をしたかは読者の解釈に委ねられています。私は最悪のパターンを考えてしまったので、既出のコメントを拝読して、少し息をつけました。
しつこいですがもう一度。できれば男女問わず読んでほしいです。傷つける側になる可能性を考えるチャンスをくれる作品です。by 色は匂えど-
3
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5.0
深い
登場人物のどれかにぜったい型がハマると思います。
男には望んでもないのに必要以上に性的な視線を注がれ、女には敵視されるひばりちゃん。
その子に好かれてると勘違いする親戚のお兄さん、そしてその彼女は自分とは正反対のひばりちゃんにコンプレックスを刺激される。
その彼女を密かに思い続けているがプライドが邪魔して素直になれない友人男性。
皆が皆、自身の都合のいいようにひばりちゃんを曲解してしか見ていない。
ひばりちゃんはそのどれもをうっとおしく思っている。
最後は解き放たれてほっとしました。by 匿名希望-
3
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5.0
同作者の代表作『違国日記』第一巻に於いて、槙生が朝に言う「私は決してあたなを踏みにじらない」の「踏みにじる」というのは正にこういうことか、というような作品である。
苦しくはあったが、途中で読むのをやめることができなかった。一人の大人として。なぜこの世界がこんな醜いままなのだろう。そこにはリアルな痛みがあった。強い力のある作品だ。
しかし読み終えて、唖然としてしまった。そして何度もこのラストの意味やその手掛かりを探した。
私のように唖然とした人はヤマシタトモコのあとがきやインタビューの片鱗を検索してほしい。めちゃコミックではあとがきまでを読むことができないからだ。
さて、本書のタイトルは『ひばりの朝』。『違国日記』の主人公が「朝」であるのは偶然だろうか?作者の秘めた想いを(勝手に)感じる。by 藤えまり-
0
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4.0
悪意と無関心の狭間
ひばりという女子中学生を軸に、周りの人間たちの内面がモノローグで綴られていきます。
嫌でも目立ってしまう彼女のことを、皆が気にしている。ある者は悪意をもって、ある者は嫉妬をもって、ある人は下心をもって、ある者は興味を持って。
ひばり自身含めて、一歩踏み出して、内面を声に出せば何かが変わるかもしれないものの、その一歩を自分可愛さや諦念やプライドやコンプレックスが邪魔をする……リアルすぎて身を切られるようなじれったさで、終盤まで読みました。
ひばりと関わるのが自分だったらどうするか、というのを考えさせられます。by MzHud-
2
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