みんなのレビューと感想「愛は試練に満ちて」（ネタバレ非表示）

長くなってしまった

イギリスで弁護士一家として名高いクライトン家のお話で、シリーズになっている作品です。
今回の作品はシリーズとして扱われていないので、他の作品を読んでいない方には分かりづらい内容です。

主人公オリビアは元々親子関係が上手くいっておらず、問題を起こして失踪した父親に対しては特にイイ印象はなく…。
頼りにしていた夫キャスパーとも上手くいかないと思い込んだきっかけは謎ですが、夫をアメリカに残して、避けていたはずのイギリスへ。

娘達の世話を叔母に頼るつもりが、その叔母も嫁のマディが妊娠中に入院して大忙し。意地になってしまったオリビアの前に失踪していた父親が現れ、しかも、娘達の世話を…。

話の途中でキャスパー、マディ、オリビア、ジョナサン、マックス…etc中心人物が入れ替わり立ち替わりなので、前作を知らない方には分かりづらいでしょうね。

途中で、マックスがまた元のマックスに戻るかも？というハラハラ感もありましたが、マディが変わらずにいてくれて良かったです。

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オリビアの家族。クライトン家の様々な問題。傷ついて育った家族達の再生の話。複雑で、解決が、難しい人間関係が、新しくなる話でした。

愛は苦難の始まり、愛は苦悩とともに
のクライトン家騒動の話です
苦難の始まりは興味惹かれず
苦悩とともにのマックスは中々の悪男
お気に入りの作品です
こちらの話は、そのクライトン家親族が
飛び飛びで現れるので
苦悩とともにを先に読んだ方がわかり易い
と思います
飛び飛びなので今回の主役っぽいオリビア
の苦悩が希薄です
後半はむしろ苦悩とともにの続きか？と
思われるほどオリビアの影薄
ちょっとまとまりがなかったかな

あらら

ハーレクインでも、別居を言い渡されて、実家に帰りますってやるのかぁ

という、好奇心は一気に裏切られた。

なんだこのヒロイン

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卑屈でヒステリックで「自分が不幸なのは全部他人のせい！」と周囲に当たり散らす迷惑女。
生い立ちはかわいそうだけど旦那ともうまくいってたはずなのに、それを自らぶち壊して「私が一番不幸なのよ」アピール、娘たちにも怒鳴り散らし、最後までグダグダ「私は必要とされない」
正直言って面倒くさいメンヘラちゃんですね。