【ネタバレあり】蝶と蜘蛛の巣【後編】【短編】のレビューと感想（3ページ目）

歪んでるけど愛を感じました

刺さる話でした。
おじさんは、蝶野さんに歪んだ執着心を持って束縛管理してましたが、最後、手放したことで、ギリギリのところで本当に愛していたんだなと思いました。そして、刺青を消さなかった蝶野さんも、苦しさを抱えながらもおじさんのことが本当に好きだったんだと思います。
「昔、逆らえない男がいてな」と第一話で言ってましたが、力だけで支配されていたわけではなかったんですね。
昔の蝶野さん、すごくかわいいんだけど、今の蝶野さんとは少しギャップを感じます。間を埋める話も読みたいです！闇医者ともなにかあったかも!?
あと、蝶と花シリーズの今後にも、またおじさんが絡んできそうな気もします…早く続編が読みたいです！

すごく良かったです。
蝶野さんの生い立ちがせつない。
これ、続いてくれますよね？
おじさんがどうなったのかとかすごい気になります。

攻め様の過去

暗いテイストではあるけれど、絵柄とあってます。
おじさんは結局、主人公のお母さんを心の底から愛してたんだろうなと、主人公のことも愛しはじめてしまったんだろうなと。
自分が落ちていく中で、主人公だけは道連れにしてはいけないと最後に選択したおじさんは、救いを残してくれたと思います。
重い過去の話ですが、これもハッピーエンドなのかなと。

おじさんと蝶野

おかーさんが亡くなって、おかーさんの恋人と二人暮らしを始めた、一片。徐々におじさんの歪んだ愛に包まれていく？不思議な感情。。。おじさんから離れられない、、一片。おじさんの執拗な執着！前半の、おじさんとのシーンは、見ものだった。。。後半の一片の、、鷄と話をしている時の涙は、とても虚しかった。空虚だった。悲しかった。この絵柄のせいか、余り感情が、読み取れない、が、この涙は、、、一気に一片の思いがあった。そして、もう少しおじさんとの甘くハードなシーンがあったら良かったかな。。。

おじさん…

思った以上にディープで重たい話でした
最後にそう選択したおじさんの想いが痛いほど優しいです