みんなのレビューと感想「根室女工哀史～虐げられた昭和の女たち～」（ネタバレ非表示）（4ページ目）

男尊女卑

今も根強く残る男尊女卑の考え方は、人間のDNAに染み付いたものなのだろう。
女を見下す男たち
それに甘んじて生きる女たち
決別しなければ、違う形で繰り返されるだけだろう。
残念なのは、決別したいと考えているのが、女性側のみということ。
これでは、相当にやらなければ変わるはずがないのだ。

せつない

昭和初期の戦争は知らないけれどこんな恋愛がたくさんあったんだろうなと読んでいて切なくなりました。本当に戦争がない世の中が1番です。

こわい

今も残る男性優位というか、男尊女卑のあり方を考えさせられるストーリーでした。
生きることに必死な女性がんばれ。

悲しい歴史

塗り替えることの出来ない悲しい歴史の中を生きてきた人々を、こうやってなにかの形で知ることで少しでも、ほんの少しでも供養になるんだろうか？

表題作

表題作を読みました。かごの鳥よりも寄宿住まいは尚辛い…とは良く言ったものですね。寝る間も無く働かされる女工さんの話でした。

戦争は悲劇しか生みませんね。昔は女性が苦労することが多かったのですね。読んでいて苦しくなるシーンもありました。

歴史ものとして

歴史ものとして、もう少し深堀した感じが出てると良かったのではないでしょうか?
先が悲しい結末に決まってるし、それでも、生きてゆく感動が残る内容なら良いけれど期待できるか？ひとまず休憩。

戦争を知らない人ばかりになってきてこういう話を聞くと忘れちゃいけないなと思う。もっと歴史も勉強して今度は私たちが伝えてかなきゃと思う。

切ない

とても悲しく切ない話。女に生まれただけで悲しい扱いをされる。男は欲望のまま。これが本当にあった話ならとても悲しい。

悲しい。

知りませんでした。
私は北海道に生まれて、育ち暮らしています。

100年ほど前に、こうしたことがあったなんて｡

今の時代は幸せなんだと改めて思いました。

読めて良かった作品でした。