4.0
かなり衝撃的でした。最初のごみやしきの話に対しては、あの生活のリアルさがすごくよかったです!あまりにも汚すぎて、目を背けたくなりましたが、より臨場感が伝わってきました。次の、話も、ホームレスにレイプされる、本当に悲しく辛い内容でした。でも、ある意味他人事ではないように感じました。いつ人は、転落した人生をおくるかわからないなぁと、改めて考えました。
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かなり衝撃的でした。最初のごみやしきの話に対しては、あの生活のリアルさがすごくよかったです!あまりにも汚すぎて、目を背けたくなりましたが、より臨場感が伝わってきました。次の、話も、ホームレスにレイプされる、本当に悲しく辛い内容でした。でも、ある意味他人事ではないように感じました。いつ人は、転落した人生をおくるかわからないなぁと、改めて考えました。
ひきこもりの話を読みました。
感想は…下の妹弟たちが大変迷惑をかけて、可哀想に思ったことと、主人公の甘えに腹が立ちました。ただ、二十歳になる前に両親がしっかり話し合いとか、周りの支援などの助けだったりできてたんじゃ?…まぁ、最後は妹弟たちに見捨てられ、少し可哀想かなとか思ったけど、自業自得。そのあとの話があったらよかったかな。
便利な世の中なのに、人と接するのが難しくて、ちょっとした出来事をきっかけに、現実の世界とはかけ離れた空間で、自分の世界だけで生きていく他に術が無くなってしまったら、このストーリーの主人公のように闇に堕ちていくのかも知れない。世の中との関わりが、ほんの少しでも持てて、自分や周りのことをちょっとでもポジティブに考えていられたら、もう少し違った結末があったのかも。
全部読みましたが、気持ちが落ち込むものばかり。自分でなにもできない人はダメになってしまうんだなあと思いました。
ホームレス主婦が一番恵まれてると思った。
追っかけ、引きこもり、浪費、どいつもこいつも、腹の立つ主人公なので、因果応報で救いの無い結末に、かえってニヤリとしてしまいました。
できれば、こういう人間を育てた親の地獄も、もう少し描いてほしいと思います。
金を出してやるのが悪く、引きこもりに飯を作ってやるのが悪い。
これは、新たな勧善懲悪ジャンルと言えるかも?
だめなものはだめなのです。
働かざる者食うべからず。
ゴミ屋敷の女の人は考えなしというか現実逃避が過ぎるし、ホームレスの女の人は考えが甘くて自業自得感ありますが…特に最後のひきこもりの女の人は…病気ですね。お母さんと共依存の関係だったせいもあるかもしれませんが、ここまで酷い(通販の利用もした事ないっぽい?)と精神科の病院に入院した方がいいでしょうね。
でもこういった事は大なり小なり起こり得る事なので自分も気をつけようと思いました。
セルフネグレクトとはなんぞや?
自傷行為か?
と思って読み進むと、3話とも角度は違いますけど、全ての主人公において共通して言えるのは依存と現実逃避です。
女が一人で生きていくのは当たり前ですが大変です。でも、家族が居たり、シングルマザーの人たちに比べたら何にも大変な事はないんです。
ある程度は自分の意思でなるようになるんですから。
ですが、この人たちの奥念は、精神の病です。他人と関わることができなくなり、自分の殻に閉じこもってしまった。
どこかで自分と向き合い、打開策を見出さなくてはならなかった。
弱い人間、病気の人間でも、生きて行くことができるのは、日本だからです。
ですが、助けてと声をあげられる事が出来なかった人は、結果的にこんな風になってしまうんだよ、と、自分も自戒して生きていかなくちゃな、と考えました。
人の不幸は蜜の味、的な話のマンガよりも、重い題材です。
そうか、こういうことを『セルフ・ネグレスト』というのか・・・という感じでした。
三話とも、自分の過失が原因で起こった『セルフ・ネグレスト』です。
実際家族にこんな人がいたら・・・と思う反面、強いメンタルと一般的な常識・先を見据える力・・・一人になっても生きていけるようにする力というのは、親として教えなければならないことだし、子供たちも考えるべきだと思いました。
といっても、通じない人もいるんですけどね・・・