4.0
シュールです
沖田×華さんの作品は多く読んでいますがこちらは中でもよりシュールに感じます。絵やストーリーで微笑ましくある内容もありますが、読後はなかなか寂しい気持ちになります。
- 1
沖田×華さんの作品は多く読んでいますがこちらは中でもよりシュールに感じます。絵やストーリーで微笑ましくある内容もありますが、読後はなかなか寂しい気持ちになります。
こんなに重い話をこんなに軽いタッチで描ける作家もいないと思います。かといって内容が薄っぺらいわけでもなく、きちんとそれぞれの方の人生を描いてます。
私の祖父もなくなる前はこのような病棟にいました。寝たきりなのに、帰りたいとずっと行っていたことを思い出しました。
作者の独特な視点で描かれた最期を迎える人達の人生などがとても丁寧に描かれていてとてもすんなり入り込める
とにかく泣けます。
こういう仕事もあるんだなぁと、とても参考になりました。
展開もほどよく、飽きずに読み進められます
同じ医療人でターミナルではないですが、同じような経験をすることがありました。困ったこともあるし、温かい気持ちで看取れたこともあるし、、もっといろんな人に知ってもらいたいお話ばかりでした
絵がかわいくて、読みやすいです。自分の最期のときはどんな感じなんだろうってちょっと不安になりました。
私自身認知症の父親の介護を14年間やってきて、透析の付き添い、最後は肝臓癌で看取るまで暗闇の中を生きてきたので
作品を読んで思い出しながら、癒やされたと言うか作者さんの物語の持っていき方の上手さに感心しました。
沖田×華さんの漫画はどれも読みやすく、全部目を通しているので、今回も読みました。
話がリアルな分、絵のおかげでマイルドになっている感じです。
死を待つだけの人たちをただ悲しいとか辛いとかじゃないんだな…と感じた。
一人住まいも多い昨今、孤独死ではなく死の期限があること病院で死を迎えられることは幸せなことだと思う。