【ネタバレあり】まんがグリム童話 最下層遊女～陰湿いじめ・残酷折檻～のレビューと感想（2ページ目）

うーん

一つめのお話しを読み終えて2つめを
読んでいます。かなり残酷で哀れなお話しでした。人間とは欲深く、因果応報な結末でした

愛は人を鬼に変えてしまう

第二話の安達原の鬼婆を読みました。

安達原の伝説をベースに、年若い主人公・楓を上手に使ったストーリーになっています。

元々は善良な心の持ち主が、いかにして鬼の心を持つようになるのか。

悲しく描かれているのが印象的でした。

最後のシーンは、雨月物語の青頭巾と似ています。

戦争という恐ろしいものが人を鬼に変えてしまう理を知って、出家し尼となった主人公。

そして愛執の果てに鬼婆に身を変じた岩手御前は

悲しい宿命の後に白骨となって残ります。

しみじみと良いお話でした。

更々読める短編集

最初のこぶとり話→ありがち昼ドラみたい。二作目は有名な鬼女モチーフ。クビちょんぱ場面さえも、とりたてて陰湿でも残酷でもなくみえる絵柄が救いのサラサラ読める短編集を12分割しているから、、余剰ポイントがあるときにはいいかもです。

女性のこわさ

最初のお話はハッピーエンドで良いのでしょうか？女性の怖さや悲しさが詰まったお話ですが続きが気になって読み進めました。2番目のお話はもう救いがなくて辛いです。

女のいじめ、嫉妬、裏切りが盛り沢山なお話。吉原の話ですがエロチックな要素はあまりなくてどちらかというと苛め裏切られ、さらに騙し返す…という女の世界を描いています。

意外と

3話まで読みましたが意外とハッピーエンドでそこまでひどくなかった。救われてよかったです。嵌めた女郎も酷い結末にならなかったし。

うわ〜

ひどいいじめ‥いつの時代にもあるんだな。おすえ、小さい頃はいい子だったのに1人の男の物にならないとかいって嘘つき！

怖い

面白い話だったが、女性は怖いなと感じた。
でも最後はなんだかんだ幸せになったようなので良かったと思う。

信用していたおすえちゃんに裏切られてショックですよね。あんな酷い仕打ちをされている主人公を笑ってみてるなんて人格疑う。逆転劇があることを祈る。

、

グリム童話は大好きです！
遊女等の作品は特に好きで読ませて頂いてます。
女の嫉妬妬みは怖いものですね。

2話目の作品も残酷さに心が痛みました。
娘のためにした事が、まさか、、悲しく恐ろしい