ダンス・ダンス・ダンスール
- タップ
- スクロール
あらすじ
主人公・村尾潤平は中学二年生。幼い頃にバレエに魅了されるも、父の死をきっかけに「男らしくならねば」とその道を諦める。バレエへの未練を隠しながら格闘技・ジークンドーを習い、クラスの人気者となった潤平だが、彼の前に、ある日転校生の美少女・五代都が現れる。母親がバレエスタジオを経営する都に、バレエへの興味を見抜かれ、一緒にやろうよと誘われるが――!?すべてを犠牲にしたものだけが、立つことを許される世界。重力に逆らい、美しく高く跳ぶものたちよ、抗いがたきその衝動に、身を捧げよ――女性誌界のトップランナー・ジョージ朝倉が描く、王道のドラマチック・バレエ・ロマン、開幕!!!!!
入荷お知らせ設定
?機能について入荷お知らせをONにした作品の続話/作家の新着入荷をお知らせする便利な機能です。ご利用にはログインが必要です。
みんなのレビュー
-
心理描写が秀逸
もともとジョージ朝倉のストーリーが好きで色々読んでいたのですが、今回のはあまりらしくない、というか、これまでのジョージ朝倉の作品とは一線を画すような作品だと思いました。
バレエを題材にしたのも意外でしたが、男の子が主人公というところも意外!
好きな分野なので少し読んでみたらすっかりハマってしまいました。
ジョージ朝倉の作品はどれも登場人物の繊細で複雑な心理描写が上手いなぁと思うのですが、今回の作品もそうで、子供から大人に近づいてく主人公の成長をとてもうまく表現していると思います。
ポジティブなのがさらにいい!
人生 紆余曲折あるけど、人には限りない可能性があって、それを追い続けることができれば夢を掴み取ることができるんだということを信じさせてくれる物語です。
はやく続きを読みたいです。by 匿名希望- 24
-
5.0
面白い!
クラシックバレエを題材にした漫画は面白いものが多いけど、これもかなりヒット!
絵の迫力は相変わらずだし、表情や体のラインの美しさ等、バレエの世界観ととてもマッチしていて、引き込まれる!
ストーリーもしっかり練られているので、安心してハマれる。
恋愛も絡むけど、あくまでバレエにおける成長を主軸にしてあり、邪魔にならないのですごくいい。潤平のバレエ大好きアホ男子な性格が好きだし、成長がすごく面白いので、今のところ恋愛に流されて左右されるストーリーじゃなくてよかった。
ライバルのルオウの存在には完全に左右されてるけど、そこは成長に直結してるのでよし。
ルオウはロシアに行ってどんどん引き離されそうだけど、潤平は地道に行くのかな?YAGP本戦で奇跡を起こして留学…?都はカナダへ?夏姫も留学?まだまだこれからな感じで楽しみ。
それぞれが、親や師、ライバルに自分を認めて欲しい!という純粋な願いが呪縛になってるけど、徐々に解き放たれつつあって、ホッとしてます。でもまだここから試練や悲劇がありそうな気も…by トマオニ- 13
-
3.0
NEW幼少期にバレエに興味を持つも、父の死でバレエの夢を諦めて武術習い始めた潤平。中学になって出会ったクラスの女の子に後押しされてバレエを始める、というなかなか無いストーリー展開は面白いと思います。潤平の気持ちの動きや葛藤もリアルですごくいい。でも潤平の口が悪いし、虐めることになんの罪悪感がない兵くんも場面は、かなり不愉快な気持ちになり、正直読むのがツラくなりました。
by ゆずっこ2018- 0
-
5.0
ワクワクする
バレエ・ダンス物は結構読んだけど、やっぱり《男子》が主役だと目線が変わって、面白い!女子が主役の作品だと女子特有のドロドロがあって、恋愛も絡んで……と、3つの柱が不可欠?な感じだけど、男子の場合は、メインの柱に、あくまでサブで恋愛やらドロドロがついてくる感じだから、純粋に《専門分野》の話として楽しめるきがする。この先、どう展開していくのか楽しみです。でもなぁ……海咲くんの相手のオーロラ役の子……設定の狙いは解るんだけど……顔の造作はまあ、いいけど歯並び?骨格?前歯がすきっ歯で、出っ歯っぽく描いてるけど……あれは、やり過ぎかなって思う。アスリートにとって《歯並び》って、やっぱり色々影響あるし、ましてや《芸術美》必須のバレエにおいて、《メイクでどうにもならない部分》は、やっぱりマイナス。欧米発のものだから、歯並びに関しては尚更。それとも……埋もれるには惜しい才能なら、生川先生がお金出して、歯列矯正とかさせる内容も入るんだろうか……。それとも、本人が言ってた通り《看護師》になる道に進んで、それを海咲くんが色々考えて消化して……彼の前進の糧になる役回りなんだろうか……。なんて、この作品にどっぷり嵌まってしまっています(笑)
by chi-na- 6
-
5.0
かくも業の深い芸術
バレエというのは、特に一般的なアジア人からみていけすかない芸術だったりする。どんなに運動神経がよくて、音感ばっちりで、カリスマ性があって、容姿端麗だったとしても、足の形1つで落伍者になってしまう。しかし、それほどに選ばれた人間によるパフォーマンスは、確かに悔しいほど美しい。
少年が、ダンサーであり息子でもあり学生でもある自分にまつわる、様々なことを引き受けながら成長していく。こんなに何かに熱くなれて、しかもそれをやるために生まれてきた素質満載であるならば、どんなに幸せなんだろう。しかし、それでもこんな尋常ではない努力が必要とあらば、バレエとは恐ろしい芸術だなあと思う。by うさうさうさにゃ- 5
同じ作家の作品
Loading
関連する作品
Loading
みんなが読んでるおすすめコミック
最近チェックした作品
>Loading
5.0