5.0
自分は親にはならないけれど
作者が『ヒヤマケンタロウの妊娠』の方としって即購入しました、続きが楽しみです。
いままでで一度もレビューしたことはありません。
言葉が足りなかったりしたらごめんなさい。
おおくの方にこれを読んでほしいと思ったので、少しでもこの作品の応援になれたらとレビュー投稿します。
ものごころついたときから、持病もあって、
ひとの親にはなるまいとごく自然に思ってきたので、いまも友人知人諸氏の"親になります"報告が苦手です。
こういうことを口にするともれなく口撃されるのですが、こういう人間もいます。
こどもを育てたいなと思ったことも身近に義務教育以下の親戚もいなかったため、経験もありません。
ただ、自分自身の記憶のなかに、
電車や、病院や、いろんなところで、グズって駄々をこねた自分を、あやしていただいた人たちがいたことを覚えています。
作中の電車の中で、こっちから新幹線が見えるよと声をかけているご婦人のように、
まわりの親御さんたちに少しだけでも援けてあげられるようになれたらと、そう思ったのです。
- 9