ふたりのおうち
- タップ
- スクロール
あらすじ
味気ない日々を送る青年が心密かに憧れる年上の女性…若さあふれる青年と酸いも甘いも?み分けたワケあり熟女。歳の離れた2人が運命的な出会いを果たし…!?青年と熟女の艶々官能浪漫!
入荷お知らせ設定
?機能について入荷お知らせをONにした作品の続話/作家の新着入荷をお知らせする便利な機能です。ご利用にはログインが必要です。
みんなのレビュー
-
確かに好みはわかれそうだが、私は好き
表紙の絵と題名にノスタルジーを感じ、惹かれて一気に55話まで読みました。他の方が書いている、展開が遅い、絵が稚拙というのは気にならなかったです。むしろじっくり描かれているのが、つましい暮らしを送る主人公のテンポに合っているかなと。
⚪⚪⚪シーンは多いと思うけど、飽きずに、獣のように求め合うのは経験した人なら分かると思う。それも愛のカタチ。
ドーテーと思いきや、カズヤが案外手練ていて、よりエロティックなのがいい。
愛人の社長との対決もカズヤの勝ちって、どんだけ辛酸舐めてきた子なわけ?って、カズヤの過去は、結構涙滲ませて読みました。
最後まで読みたいと思っているけど、お願いハッピーエンドで!と願わずにはいられない。by 匿名希望- 40
-
5.0
素敵なストーリーでした。
主人公のカズヤは幼い頃から母親のいない、家庭に育った。
父親は板前の仕事を失い、いつもテレビの前で酒を飲み、女が常にいる生活。
中学生の時、同情した副担任の若い先生が家に迄来て、
進路相談に度々訪れてくれた。カズヤは
ある日、早めに帰宅すると、あろう事か先生と父親がHの最中だった。
先生はその事が噂になり学校を追われた。
カズヤの初恋だった。
その後、社会人になって先生に再会した、先生は水商売の女になっていた。
誘われるまま初体験をした、それからは溺れる様に何度も彼女のもとを訪れた。
彼女と別れて数年、会社の帰りに見かける美容室の女性に憧れを抱く。
ある日、美容室の前での事故をきっかけに彼女と親しくなる。
小さい時から誕生日もクリスマスも祝ってもらった事は無く、母親の愛情を知らないカズヤ。
一回りも年上の唄子はカズヤが愛おしくてしょうがない、カズヤも肌を触れて好きな人と一つになる歓びに幸せを感じていた。
しかし、唄子は旦那を亡くした時、自分を支えてくれた旦那の弟と愛人関係にあった。
あるパーティーをきっかけにカズヤの存在を知られ、工場で油にまみれる様な青二才は唄子に相応しくないと罵倒される。
そして、唄子と別れる様に唄子の義弟がカズヤを待ち伏せし、引かないカズヤに襲い掛かろうとして、返り討ちに会い、見所のあるカズヤを認め、唄子を託してくれた。
6畳ひと間の二人の城で、夜な夜な繰り広げられる営みは、本当に二人の愛の深さを感じるし、いやらしさは感じられない。
ある日、たまたま工場でカズヤを待つ唄子の耳に、カズヤに期待する仲間達の声が聞こえた、自分の存在が足枷になってはいけないと、クリスマスプレゼントの腕時計を残して、カズヤのもとを去る唄子。
3年半もの間、探し続けるカズヤのもとに、移動美容室をやってる唄子の姿がテレビに映る、
すぐさま、離島に居る彼女のもとを訪ね感動の再会を果たす。
かなり濡れ場が多いんですが、女性は肉感的で魅力的、場面場面での表情もしっかり書かれており、背景の景色だったりが丁寧で、読み応えのあるストーリーでした。
カズヤの生い立ちや、二人が互いに思いやる心情に何度も涙した。
本当に良かった。by 匿名希望- 37
-
5.0
すんごい良かった
まず風景が綺麗。
都会も田舎も、和也の若い視点から全て切なく美しく描いてる。
これだけでもう既に泣ける。
あと和也はそれなりに経験があることを匂わせていて最初はがっかりした(孤独な童貞の方がリアルで良いようにと思った)けど、実は想像以上に暗い背景で、それが人格に深みを出してて童貞じゃなくても十分良かった。
そして、大人しそうなのにここぞという所では行動力もあり(こういう長所を仕事でも活かしていき)、何気に容姿も良く… 年上の美女が惹かれるのも納得できる魅力が伝わってくる。
作者さんは女心をよく理解ってる。
ストーリーについては、ポイントの関係で、出会い〜初エッチ、ラスト付近は全部読んだけど中間は飛ばし飛ばし。エロ描写はそこまで見なくてもいいかなと思ったので…
でも、ときめく純情から始まる大人の恋愛本当に良かった!ドラマ化希望!by ミサいる- 13
-
4.0
ときめく
若い方は、壁ドンやらツンデレやら一般人が御曹司に見初められる的な学園モノやらにキュンとするんでしょうが…
30代の私は、この作品に胸がときめきました!!
未亡人で、妻のいる男性と逢瀬を重ねる唄子と、まっすぐで素直で若い児玉との、とても美しいラブストーリーです。
絵が好みじゃないというコメントをちらほら見かけましたが、登場人物の動作や心情が丁寧に描かれていて、とても読みやすいと思います。
純粋無垢な青年のように見える児玉が、意外と奥手ではないところがいいですね。
どんな結末になるのか楽しみです。by mandolin- 9
-
5.0
艶々先生の中でも最高傑作
何回も読み返し、その度に胸を詰まらせています。
美しく切ないふたりの景色は茜色か月夜、またはざぁざぁ降り雨でその時その時の心象風景がどちらのものかを読むたびに考えさせられてしまいます。
ところで物語の中で和也は意外なことにケンカが強いことが判りますが、このキャラ設定は必要だったのか?考えています。
荒んだ生活をしていた時期に先輩から教わって街で腕試ししたり…、あ!でもやっぱその設定でいいんだよね。だって京介から唄子を奪うためには京介の蔑みや恫喝にメンチ切って反論出来るくらいの根性と腕が必要だったし、唄子からの想いしかシーンには無かったが唄子にキスマークを残したのは確実に和也の図太さというかそれがケンカを通して培ったふてぶてしさを表している。
唄子さんも京介も歳相応に経験を積んだ大人同志だがいつしかボタンの掛け違いによりお金と身体の関係に成り下がってしまう。
京介が気付いていないところ、唄子が気付いていないところ、間に和也が関係したことにより大人のふたりは自分たちにある大きな溝を認め、またお互いに優しさを以て指摘するあたりはこの物語のラストシーンへの大きな展開と思います。
「はぁ~っ」てため息出てしまいます。
こんなに美しく切ない物語を久しぶりに読みました。僕はこの物語が映像化なんてしたら絶対イメージ壊れると思うし、陳腐な三文ドラマが出来るだけでしかないと思う。by jc0035- 7
同じ作家の作品
Loading
関連する作品
Loading
みんなが読んでるおすすめコミック
最近チェックした作品
>Loading
4.0