【ネタバレあり】やじろべえのレビューと感想

じんわり

作画、綺麗。作家買い。

さして大きな出来事が起こるわけではないですが、ほんとうのドラマは平凡な日常の中にあると感じさせる構成です。主人公や義父が魅力的なだけでなく、取り巻く人たちも形は違えど皆優しい。読後感はじんわり。また読み返すごとに、ひびいてくるシーンが増える感じ。

ストーリーを作る力が高い作者であると思いました。

大好きな山川あいじ先生のマンガは全部読んでいます。独特な間のコマ割り、柔らかい動きの絵。がめちゃ好きです。

かわいい

設定が、ありふれていないかんじで、イラストがとてもかわいいです。
つい、お義父さんと何かある？と、勘ぐってしまったけど、義父知り合いの出現や、その子供など、ぐいぐい惹きこまれました。好みの話です。

あっさりじんわり

この作家さん、大好きです！
まず、絵柄がとてもキレイで好きです。女の子はキレイで可愛く、男の子はカッコイイ。
物語はあっさりじんわり。派手な出来事はなく、日常が淡々と描かれていてそこが特に好きです。

この物語は家族のお話。適度に恋愛もありますがドップリ恋愛ではないので甘い物語ではないかと。でもすごくじんわり心に効きます。
読み込むとさらに。
最初は何の気なしに読んだ場面に３回目で泣いたりしました。笑笑
あっさり終わるのでもっともっと続きが読みたくなってしまいます。

もう少し食べたいところで終わるのがちょうどよい、そんなかんじです。