4.0
コナーの正体
ヒロインは家のために妻殺しの隣の城主に嫁ぐ凛とした女性。婚約者がいる身でそんな怖いところにお嫁に行くなんて。でもコナーにも何か秘密がありそうで、ハーレクインらしくハッピーエンドを期待します!
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ヒロインは家のために妻殺しの隣の城主に嫁ぐ凛とした女性。婚約者がいる身でそんな怖いところにお嫁に行くなんて。でもコナーにも何か秘密がありそうで、ハーレクインらしくハッピーエンドを期待します!
妻殺しの野獣の元に弟の命のために1人嫁いでいく主人公、氏族のために再婚するヒーロー、初めは反発していた二人がお互いの優しさや強さを知り惹かれあっていく感じがいいですね。本当の夫婦になった後の夫の溺愛ぶりが羨ましいです。
コナーが口数が少なく不器用なのか何考えてるかイマイチわからず…それでもジョスリンが弟を救うためとはいえ嫁いだ以上コナーの妻となるべく健気に頑張ってる姿がとても素敵でした! コナーもジョスリンを喜ばそうとゴソゴソとあれこれしてたのが可愛かったですね!
最初は、当時の時代背景もあり、初体験が義務的なため、ヒロインがかわいそうな感じでしたが、だんだんと読み進むにつれ、ヒロインのもともとの素敵な性格が その場所で生かされ、地元のみなさんと仲良くなり、なじんでいくところに、感銘を受けました。ヒーローとも ハッピーエンドで良かったです。
野獣とか言われて、本当は全然違った。再婚相手が美人ではないという条件て、奥方にとってはこの事実どうなの?と思うけど、結局想いが通じあったなら、もういいのかな。
ヒストリカで荒々しいが、皆格好いい。悪役が女で、これがまたえげつない。ほら、ハーレクインて、だいたいヒール(悪役)は男に設定されてるじゃない。だから、女が敵だから彼女の最期が嫌な人もいるかもね。血なまぐさいっていうか。
でも、おもしろい!お勧めします。
藤田先生の作品の中で好きなお話の一つ
過去に囚われて心を閉ざしたヒーローに無理矢理ヒロインが嫁がされ最初は最悪、切なくなるエピソードがあったりするが、徐々に理解しあってお互いに惹かれていくという王道ストーリー
ヒーローが不器用だからか(?)口数が少なく頑なでイマイチ何を考えているのかわからない表現の所があるが、その分ヒロインが感情を出すし健気で逞しく魅力的でした
画力には定評のある漫画家さんなので、古城の佇まいや中世の衣装が丁寧に描かれていて雰囲気バッチリ!
それだけでも見応え十分ですし、ヒロインのジョスリンが可愛い。
運命に翻弄されながらも自分の足でしっかり立って、ちゃんと根ざしていく強さにグイグイ引き込まれました。
ただ、ストーリーの半分くらいから犯人がわかってしまう展開が残念。
原作ありきの作品なので仕方ないのかもしれませんが、話がつまらなくなってしまいます。
それにしても、嫉妬のなせる技というのは凄まじいものがありますね。
自分が犯した罪を『罪なんか何もない』とか、殺した相手を『どうだっていいじゃない。死んでるんだから』と狂気に満ちたセリフを吐くあたり、嫉妬は時に人格をさえ変えてしまうのかもしれません。
作家さんが好きで購入。ヒロインが無理やり結婚させられた夫と互いに魅かれあっていくストーリーが伝わる素敵な作品。
星一つ落としたのは、元妻が亡くなった真相を何故秘密にしなければならなかったか?というのを、もうちょっと語る場面があるともっと伝わるかなと思ったので。それは多分文化の違いで、書かなくてもわかるだろうという西洋的な概念で元ストーリーにも書かれていないのかもしれないけど。
前妻は実は故意に殺したわけじゃないのかな?
まだ2話までしか読んでないけど、先が気になるお話です。しかしヒロイン、恋人と別れる決意がずいぶんあっさりついたなぁと違和感。