みんなのレビューと感想「女衒夜話」（ネタバレ非表示）（27ページ目）

もんでんあきこさんの漫画は本当にハズレがない…！
2話の無料分のみとりあえず読みましたが、1話が長く読みごたえがあるので得をした気分です。
おすすめです。

どうなるの

ネタバレ レビューを表示する

数話読みました。
え、最初に主要な人、死んじゃったけど！
短編なのかなと思い次購入すると、あれれ？

少しずつですが読み続けて行こうかなと思います。
絵が大好きな作家さんです。

この時代の人は力強い。

この時代のことは想像することしかできないけど、生きることはなんて美しいんだろうと考えさせられました。
ともんでんさんの画力…素晴らし過ぎませんか。
これ以上の作家はいないのではないでしょうか。

この人のは

この作者の漫画は色々読んで皆面白いし、読み応えあるし、絵が綺麗だと思う。

もんでんあきこの描く男

って、ロクデナシも冷血漢も爺さんさえも、
何故こんなに艶っぽいのだろう？

不潔で猥雑で血腥いのに至極ピュア。

『死』『妊娠＝誕生』という完成度の高いものに絡めるには
そりゃもう『エロス(他の語は不適切ワードで入力できない！)』しかないですわな。
三つ引っ括ったら『生きること』そのものなワケで。

ストーリー骨子の強さ、画力の素晴らしさは
他の皆さんが仰っている通り。

でも個人的には、この作品の頃の絵柄が一番好きですね。
適度に丁寧で適度に手癖な良い頃合いで、

印刷画面や液晶画面だというのに、キリオと裕也の香りや
艶と色香が匂い立ってくるような錯覚に陥るほど
色っぽい男性描写だと思います。

おもしろいです。
全然先が読めない。
そしてやっぱり絵がきれいです。
自分の好きなように生きていけるって難しいけど幸せなことなんだなと思いました。

ネタバレ レビューを表示する

作者買いでたどり着きました。絵はとても綺麗ですが、最初の二話では、どうしてシロが記憶がないのか、わかりません。最後、汽車に乗ったシーンでも、突然記憶を失って。もやっとします！

黒澤、成瀬を足して二で割ったような

終戦後の雰囲気は、戦後生まれの僕には、映画の中でしか触れることができません。しかしながらこの漫画からは、終戦直後の混乱し、荒さみ、でもどこかまだおっとりした古き良き日本の空気が感じ取ることができるのです。もんでんさんの繊細で美しい画力とリアルなキャラクター、時代考証の行き届いた小道具、家屋の数々がそうさせるのでは、と考えます。
ストーリーにおいても、戦後の黒澤映画の傑作「野良犬」のような荒々しさ、名匠成瀬巳喜男が手掛けた映画のせつなさ、やるせなさが、バランスよく同居している奇跡。まったくもって素晴らしいです。

美しさと強さと

まだ５話程しか読んでいませんが、興味深くて、最後まで読んでしまうでしょう。
戦後の男と女の闇と肌の世界。
皆、必死で生きてる深い感情が、美しい絵になって、生々しく表現されている。
引き込まれる。

他の作品を見て、ここに来ました。
若い女性の描き方は勿論のこと、年老いた女性も男性も生きざまを感じさせられ、ストーリーに引き込まれます。
現代モノよりも、戦前、戦中、戦後の混沌とした時代背景も細かく表現されていて…驚くばかりです。