【ネタバレあり】にいちゃんのレビューと感想

人を選ぶ

レビュータイトル通りですがはっきり言うと、かなり人を選ぶ作品だと思います。テーマがかなりギリギリというか人の覗かれたくない部分やトラウマ、これから幸せになれるのかなど、読み終えても考えることが尽きない様な作品だと思いました。

つら

鬱展開でどっちも狂ってるけど、一気に読んでしまった…
抑圧されて歪んでその自分も世間も受け入れられなくてしんどい2人にも感情移入するけど、歳をとるにつれてご両親の気持ちとかも考えてツラくなる。でも引き込まれる。
結局好きだなーこれ

読了後に胸が苦しくなるというか、痛いというか…
最初はおにいちゃん、最低だな、と思ってて、読み進めるとおにいちゃんも被害者でもあった。
幸せになれればいいんだろうけど…という感じだった。

はらださんの本領発揮

はらださんのエンドは本当に読後感がなんとも言えない気持ちになるんです。幸せな時は幸せなんですけど、これはしんどかった。はらださんらしい、切実な気持ちな描写が死ぬほどしんどい。ほんと、良いです！！

三つ子の魂百まで

BLの中でもLGBTの葛藤や普通じゃない感や、群れでの疎外感を悲しくえろく描かれててすごく好きです。13歳以下にやっぱり愛という確信的な感情は幼すぎてないものだと現実では思います。でも、そこも宇宙人との愛や、違う動物との愛やがあるようなファンタジーの世界だなと感じました。
思春期以下の年齢の抱く愛は肯定出来ませんが、この様な多様性を無視する社会は早く改革されて欲しいです。

読む人を選びそうな内容です。広告から惹かれて読み始めました。
内容が難しいので、私は何回か反復して読んで理解しました。普通の恋愛よりもだいぶ歪んでいます。独特な雰囲気があるので、そういった作品に惹かれる人にはおすすめ

こんな愛の形が

あるのかーとすごく思いました。
正直薬とかタバコとかそういうの出てくるので
不快になる人もいるかもしれないんですけど
私はにいちゃんと堕ちるとこまで堕ちてゆく感じがとっても好きでした。
ドラマCDも好きな声優さんが出てるので
聞いてみようと思います。

くらい…

暗くて、重いですが、何故か完読してしまいました。
ウケの子が被害者なのに、肝が据わっているというか、タチが歪み過ぎてます。
現実のBLの人達も色々あるんだろうな、と考えさせられました。

人が

壊れていく姿が見れる作品
マイノリティなキャラクターが色々出てきますが、主人公の執着には中々くるものがあります。

ドキドキする！

露骨なボーイズラブではなくゆい君の必死な片思いとか同い年の中での葛藤が書かれていて面白い！
もし自分が同性を好きになったらどうなるんだろう…と考えさせられます