【ネタバレあり】にいちゃんのレビューと感想（11ページ目）

暗いけど

読み始めで想像していたよりかなりハッピーエンドで終わったような気がします。深いメッセージ性もあって読んで満足。

より深いテーマ性

はらださんの作品が好きで毎回チェックしています。コメディあり、ショッキングで濃厚なエロあり、心えぐられるような狂気あり、でお馴染みのはらだ節とはまた違った毛色のお話。
全て詰まっているといえばそうなのですが、他の作品と比べて、エンターテイメント性よりもより重く深いテーマ性を感じました。ただ単にエロを求める人にはあまりオススメしないかも。はらださんのゆるりどろりとした世界観と、BLの抱える葛藤や苦しみに向き合える人にはオススメです。
とりあえずまいこちゃんサイコー。

児童ポルノ、虐待の連鎖、暴力、クスリなど

個性的な作品ばかりで、以前から作者様のファンです。その中でも今回は特にすごかった。レビュータイトルを見て、地雷だと思うかたは気をつけて下さい。今後も問題は山積って感じだけど、最後には愛あるお話に落ち着きます。私は大丈夫でしたが、アウトローな内容が多く含まれているので読む人を選ぶかも？
濃い内容で読み応えはあります。
（あ、ちなみにリバありです。苦手な方はご注意を。）

2人の苦しみに終わりがないところにリアリティがあって、心に蟠りがうまれず心地よいです。

待ってた！

待ちに待ったはらださんの新作。はじめはショタに狙われたかわいそうな男の子の話なのかと思って読んでいましたが、そこははらださん。複雑な人間関係が絡み合っててストーリーは思いもよらない展開へ。
ほんっとにこの人の漫画サイコー！！狂気を帯びた人物の表情とかすごく上手いし。
あーーもっと読みたい！ゆいのその後なども気になります。

心地悪い心地好さ

性を肯定する、愛を肯定する、自分を肯定する、正しい筈の事なのに、それらはなんて難しいことなんだろう。主人公達の抱える葛藤がとても深いもので、重苦しさ一辺倒になりそうなストーリーを、さらりと描ききってある。安直なハッピーエンドに繋げて終わらせない所も寧ろ好感が持てる。読後のスッキリ感はなくとも、掘り下げればとても奥深いであろうテーマを、ふわっと投げかけられる感は決して不快ではなく。心地悪さが心地好い。

うーん…

好きな作家さんなので読んでみましたが、ショタが苦手な上に病みすぎていて、一応ﾊｯﾋﾟｰｴﾝﾄﾞなのに後味が悪いという不思議な感覚に襲われています。
まいこちゃんはいいキャラでした笑

作家さん買いです。

別の方がレビューに書いていましたが、賛否両論あると思いますが私は好きな重さでした。さすがのはらだ節ではないでしょうか。ラブラブキラキラではない、執着、独占欲とはこういうものだと思う作品です。