【ネタバレあり】Life 線上の僕らのレビューと感想(3ページ目)
みんなの評価
レビューを書くLoading
-
ふたりでいれば怖いことなんて何もない
無邪気で微笑ましい出会いに、可愛らしい軽めの話なのかなと思っていたら、高校生の伊東晃(あきら)と西夕希(ゆうき)が出会い、大学生になって気持ちが通じ、社会人になって同棲したものの別れ、8年後に再会して復縁し、亡くなるまで添い遂げるという、まさかのロングスパンのお話。
しかも途中は重め展開で、28歳での別れに至るところはツラくて読み返せない…。
8年後の再会からはかなり時を飛ばして断片的なエピソードが描かれる程度だけど、幸せに暮らしているわかってホッ。
最後に病室を抜け出した夕希が満面の笑みで白線の上を駆けて、待っていた晃と会って抱き合うシーンは、展開がわかってても涙が止まらない。
13話の中でよくぞ70年近くにわたるふたりのストーリーを描いたなと思います。
ただ、いろいろなエピソードや設定がそぎ落とされていると思われ、特に晃の良さがわかりづらいのが惜しい。
夕希と別れる理由が身勝手だし、8年経っても忘れられないほどの魅力って何?となって、夕希が不憫でしょうがない。
たとえば再会後に、別れた本当の理由を明かしてもう絶対に傷つけないと宣言するとか、家族にカミングアウトして一生大切にすると言ってみせたりとか、夕希を甘やかしたおすシーンとかがあれば見直せたんだけどなぁ。
はじめは夢見がちな夕希を現実的な晃が支える話なのかなと思っていたけど全然逆だった。夕希の方が精神的にすごく大人で強い。
ふたりでいれば怖いことなんて何もない、ということを先にわかってた。
脚本家としても大成したっぽいし、才能もあって努力もしたんだよな。
パートナーを見送り12年もひとりで過ごすのも晃だったらムリだったんじゃないか。
8年と12年って相当長いので、そこはもっと短くして、幸せな時間を長くしてあげて欲しかった(涙)
で、ここからは蛇足ですが。
第3話、19歳でスマホで終電時間を見るシーンがある。スマホが日本で流行りだしたのは調べると2008年ぐらいからなので、大学生でスマホを使えた人が70歳、80歳になるのって、かなり先のはずなんですよ。
ということは、これはあるかもしれないひとつの未来。
だから、医療が進んで、晃の病気は治ってもう少しふたりは一緒に過ごせたかなとか、日本で同性婚も全然普通になって、気楽に過ごせたかなとか、そんな幸せな未来もあるかもなと勝手に妄想して、涙をこらえてます。by 87bee- 1
-
3.0
私的には、深く刺さるものはなく、
少し切なかったけれど、さくさく、すらすら
読んでしまいました。
1話目の台詞のなさというか、
全体的に深みがないというか、
そんな印象でした。
レビューの評価の高さが意識の中に先行していたので、
そう思ってしまったのかもしれません。
結局、攻めの子に振り回されてしまった感の強い作品で、
最後はあの世で結ばれたけれど、
そんなに感動できず…残念でした。by 匿名希望- 0
-
5.0
せつない!
切ないし、感動するし、微笑ましいし、、
この2人の一生が見られて良かった!
やはり現実に悩んで離れることになっちゃう所は本当に悲しかった。。
最後まで読んで欲しい!!by 匿名希望- 0
-
5.0
考えさせられた作品
白線から落ちないように歩く、私も小さい頃やったなぁとほのぼの読み進めていたらっ!途中からの展開に目が離せなくなり、
ついには涙してしまいました。切なくて切なくて、でも幸せを感じるステキなお話です。何度も読み返してます。by 匿名希望- 0
-
5.0
BLのおすすめにあって、他の方のレビュー見て気になって読み始めました!
もう、泣きます!号泣です!
BLに限らず、漫画でこんなに泣いたの久しぶりです!
両思いになってそれからしばらくの話が描かれることはあっても、生涯が描かれた漫画は初めてだったので、新鮮で素敵だなと思いました!by 匿名希望- 0
-
3.0
悪いレビューも見ればよかった
いいレビューだけを見て、期待しすぎてしまった。最初は良かったんですけど、段々と展開読めてきちゃう割に納得いかないというか。晃の身勝手さばかりに目がいってしまった。なので、結局は生涯を共にしたにも関わらずハッピーエンド感もなくて、暗〜い気分になるだけでした。
申し訳ないけど、もっとホッとするのを読んで気分を上げ直します。by 匿名希望- 0
-
5.0
皆さんの感想にもありましたが回が進むに連れて涙が出て止まりませんでした
でも、最後まで読んだらあぁなんだか暖かい気持ちになりました。by 匿名希望- 1
-
3.0
泣くほどか?
辛口です。すみません。
はっきり言ってありきたりな話です。
王道と言えば聞こえは良いけど、手垢が付くほど使い古されたパターンです。
「白線遊び」やアラスカツアーがどうこういうのは小道具としては面白い。でも大筋に影響を与えるほどの力はなく、誰でも簡単に先が読めてしまう。「で?」っていう。
出会いから人生の終焉までを描いていながら駆け足感が半端ない。
制限内に収めるためか細部を読者に委ねるような描き方をされているのがダメなんだと思う。
正直「そこ!もう一歩つっこまないと分かりづらい」「その飲み込んだ言葉が萌えなんだから言わせないとダメダメ」と思うシーンばかり。
王道なら王道らしく押さえるべきところは押さえないと萌えないんですよ。
王道はありきたりな分萌えのハードルは高いという事です。
なのに「来るぞ来るぞ」と見せかけておいて目の前で消失するような残念感というか、「え?コレだけ?」っていう物足りなさというか。
いろんなエピソードが萌えとして昇華してない。不完全燃焼なモヤモヤがたくさーん。
どなたかが書かれていたように「あー泣かせにきてるな」「お涙頂戴かよ」という印象を与えてしまうんだと思う。「こーして、こーなったら切ないでしょ。かわいそうでしよ?」って言われてるみたい。
2人の気持ちに説得力が無くいまいち共感出来ない。全てが心に響かず上滑りしている。by カステリャーノ3世- 0
-
5.0
感動し過ぎて涙腺崩壊
久しぶりにこんなに泣きました😭
ほんっとうに最高なストーリー。今こうしてレビューを書きながらも涙が止まらない。
13話という決して長くない話数で、時間を追って最期まできちんと描かれていることが本当に凄い。
途中悲しい出来事もあったけれど、最期の最期に2人が一番幸せだった姿で再会できたことがすっごく、すっごくうれしくて一番感動しました。
(その人が生きていた時の一番幸せな姿(容姿)で、天国にいると読んだことがあります)
BLデビューして間もないのですが、この先もきっと私の中でこの『Life 線上の僕ら』が1番のお気に入りになるでしょう。
素敵な作品をありがとうございました!!!by 匿名希望- 1
-
5.0
添い遂げるふたりの姿は素敵です
出会って支え合い大人に。就活のスーツを選ぶ姿、晃がスーツを着た夕希に思いを強くする所は、2人が一緒に生きてきた証のように思います。晃が離婚して、別々に申し込み行った旅行先で偶然の再会。2人がそれから添い遂げるには、色々な事があり、涙涙で読みました。夕希の笑顔に魅せられる晃の気持ちわかるー。魅力的に描かれていて、見入ってしましました。本当に素敵なお話です。
by 匿名希望- 2
4.0