みんなのレビューと感想「Pop Life」(ネタバレ非表示)

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本作品は2018年10月30日(火)をもって配信を停止させて頂きます。
※既にご購入いただいている場合に限り、無期限で閲覧が可能です。
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4.0
日常が物語
南Q太の良さ、等身大の人物が気負わずに描かれてます。子ども、男子高校生、四十代のシングルマザーたち、舞台は都内の2LDK。
ドラマは離婚だけ、そこからは、ありふれた日常が、ある幸せな巡り合わせのもとにくるくる展開して行きます。
南Q太は、婚活だとかで騒がしいこのタイミングでこそ、あたらしい。
昔からいる漫画家で、オトコとオンナを叙情的に、でも、有り体に描くのが上手いと思ってたけど、この人の場合は、愛を描く視点が比類なく正直だからだと思います。
絵はシンプルなのに、人間観が偶像的じゃない。それでいて、オンナとオトコがヒロイン、ヒーローでなくなっても、ちゃんとlife goes onするってイメージは、この作家特有の健全な人生観なんです。
南Q太が、単なるエロだと思ってる人にこそ読んでほしいな。
ありふれたオトコとオンナの何某の、続きの物語がもし失望でも、そこから始まるものもある。
どんなフェミニズムよりも自由で、女らしいステートメント、
私たちは、愛するものと生きていく。by 匿名希望-
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