みんなのレビューと感想「脂肪と言う名の服を着て」（ネタバレ非表示）（8ページ目）

結局見ちゃう

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安野モヨコさんの漫画は、やっぱり面白い。
途中まで、太ってるのに、食べるのをやめられない姿とか見ててイライラしちゃってたけど、
次がきになって、結局どんどん見ちゃう。笑笑

懐かしい作品がまた読めて感激です。もう何十年前になるのかなぁ？全く古さを感じさせないのには驚きました。

泣いた

私みたいだ。この主人公。どうにか幸せになって欲しい。私も食べることで神経をまひさせることが辞められない。

安野先生のマンガ大好きですが、これはなかなか暗い話で、救いようないといいますか、読んでて希望も持てず、悲しくなります。

悲しくてモヤモヤ

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とする作品です。主人公はふっくらして可愛い感じの女の子でカッコいい彼氏もいたのに、細いスタイル抜群の女王様にコンプレックスを感じ激痩せ。カッコいい彼氏も、自分に自信がなく、ちょいデブでおとなしい主人公といることで自我を保っているけれど、女王様に誘惑されて闇落ち。女王様もちっとも幸せじゃない、という救いのない悲しい人のサガを描き切っています。後味は悪いですが、読んでみてもいいと思います。

作者のファンです

痩せて綺麗になって周りを見返して幸せになる定番ストーリーかと思ったら違ってました。
かなりシュールな作品でした。

怖い

リアルにこういうことあると思う。自分がそうだったら、コントロールできる自信ないなあ。読んでしんどい作品でした。

昔太っていた(今も下半身太りの)私としてはとても気になるし、言葉がぐさぐさくる。主人公がどんな風に変わっていくか楽しみ。

「心がデブ」

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とは、ラストでエステの人が主人公を評した言葉。
当時自分も痩せたいと思っていた頃、女性週刊誌で立ち読みして、訳もわからず暗くて救いがないなーと思いながらも、とても印象に残った言葉です。

20年位経って読んだ今、登場人物全ての心情が僅かずつながらも解る気がします。結局、よそは良く見える、って事なんですね。
雑誌でしか読んでいなかったので、エピローグが読めたのが良かったです。

心を守ること

どの登場人物も心に不安や恐れを持っていて何かで解消しているんだと思う。こんなに極端ではないけど、私の現実でも似たところがあるので面白かった。
ノコは食べて飲み込むことで、八つ当たりせず堪える方法を取るわけだけど、拒食になってからは更に不安を受け止めるのが上手くいかなくなったんだと思う。彼の存在が大きかったんだなぁ…と切ない。
良い作品だと思う。