娘を●る街～昭和の赤線・吉原～

ユーザーレビュー

1. 5.0

   2018/07/10 11:01

   個人的に一番好きな話

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   生まれながらに美しくお嬢様に育って、ある日突然父親の死を境に転落人生となり地獄のような生活をさせられる。自殺しようとした時に父親は騙されて切腹させられたんだと知り、女郎になって最終的に天下一品を得るという話。復讐の仕方がよかった。せいせいした。敵の息子を夢中にさせて、好きになった女を守る為に父親を殺めた後に切腹するという。最終的には愛も金も名誉も味方につける。女としても女郎としても凄い女性だなと思った。
   地獄を見てきたけど自分の力で一番上の女郎に登り詰める。父親のかたきも討ててよかった。

   by 匿名希望

   • 16

2. 4.0

   2018/04/03 0:24

   がんばってほしい。

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   吉原ものの話は結構好きでよく読んでしまいます。
   昔の時代の女性はほんとうに苦労しただろうなぁと思いました。
   女の人は男の人の言いなりで精のはけ口にされている感はとても辛く感じてしまいます。
   最初は抜け殻のようにただただ毎日男に買われて過ごしていたけど、ふとお父様の真実を耳にしてどんどん昇格していく様はたのしめました！
   最後はどのようにして敵を打つのか続きがきになりました。

   by 匿名希望

   • 7

3. 5.0

   2018/04/12 9:01

   現実にあったのですね

   娘を、売る
   今では考えられませんが、現実にあったということは、悲しいですね(T_T)
   でもそのことに、気づかないで売られたことを、考えるとかわいそうという言葉以上に、哀れな気持ちになります
   m(。≧Д≦。)m
   そういう環境に、投げ出されても
   力強く生きるという女性達
   すごいとしか、思えません！
   悲劇なのかもしれませんが、
   たくましく生き抜いた女性達の物語ですねρ(・・、)

   by けろっこ

   • 3

4. 3.0

   2020/07/30 0:47

   切ない

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   いちばん印象深かったのは「指切りげんまん」でした。
   自分の夢のため身を張って日々節約しながらお金を貯める主人公。ある日出会った恋人と共に夢を叶えようとした直前に恋人の本当の想い人を知ってしまう。
   その想い人が事故で負傷してしまうのですが、治療費に貯めたお金を惜しむことなく使い、恋人の幸せを願って彼の元から去っていく切ないお話でした。
   個人的には、主人公が人を愛することを知って幸せになって欲しかったです。

   by トク子

   • 3

5. 5.0

   2019/12/14 17:46

   時代の仇花

   題材から苦しい物語はわかっていました。
   短編に仕上げた起承転結の鮮やかさは、この作家さんらしく、また潔さまで感じて見事です。
   時代の仇花、見事な咲き方に感動すらありめす。
   女郎、吉原、職業に卑しさはあるので見事なはいけないかも知れませんが、わたしは見事とおもいました。
   女郎をつくるも売るも、育てるも、全て男ありきです。時代ありきです。そこを否定したいならば、その時代を作り出した元凶を攻めなければ。
   ヒロインの哀しい生き様は、本当に見事な咲きっぷりだと私はおもいました。

   by シングル0529

   • 1

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