みんなのレビューと感想「娘を●る街～昭和の赤線・吉原～」（ネタバレ非表示）（12ページ目）

女郎ものは辛いしなんか同じ女として悔しくなるんだけどつい読んでしまいます。親の復讐も絡んでいて読みごたえがあります！

主人公は旗本の名家の娘で縁談も控えていましたが、父が仇にはめられ吉原に売られます。そこで真相をききつけ、花魁になり復讐を誓います。

吉原

江戸時代の遊郭である吉原に興味があり、読みました。
同じ女として辛いなと思う反面、強いなとも。
勇気をもらう話です。

この作家さんの作品を読むと暗く辛い思いになりますので星は3つの評価にしました。ひょっとしたら今の時代もどこかで実際に行われているのかもしれないと思うと、更に辛い気持ちになります。

この類の漫画はよく読んでいますが、毎回こんな時代があったのか…と悩まされます。
女性がモノのように買われ、貧困の差も大きく、自由の利かない時代。
こちらは漫画なので、主人公の幸せを願いながら読んでいますが、このような時代にならないよう色々と学んでいきたいと思います。

いまから

この作者の書いている別の漫画が面白くて読んでいます。
吉原とかどんな世界なんだろうと気になってしまって。

面白い

絵がとても綺麗で繊細で面白い。ただの遊郭ものではなく、仇討ちチックな話も盛り込まれて試し読みのつもりが購入して読んでいます。

敵討ちの話。騙されて、嵌められた御家断絶。無念の中、どうやったら嵌めた憎い人の敵討ちが出来るか、楽しみです。

昔は…

昔は普通に娘を売るなんてことがあったんだなーと思うと哀しくて切ないです。
読んでいるとどんどん惹かれていってしまう見たことがない世界。

たくましくも悲しく、生きることを考えさせられた作品です。作者さんの絵もどこか憎めないタッチで好きです。