みんなのレビューと感想「闇っ子～戸籍のない子供たち～」（ネタバレ非表示）（12ページ目）

凄く怖かったです。ストーリーもですが、人間の郷が怖かった。　馴染みがなさ過ぎて、童話のような感覚でしか読めなかった。

中国の闇っ子のストーリーを読みました。一人っ子政策の闇部分で生まれ出た存在…おそらく今もいるのでしょうね。この作者さんは社会的弱者に視点を当てた作品がとても上手でつい読んでしまいます。

残酷で美しい

安武わたる先生の作品は、どれも妖艶でかつ残酷だと思います。
こちらもその一つ。展開にハラハラさせられます

昔ながらの

昔ながらの短編不幸話のマンガかな？絵はすきです。もう少し長編だったら、内容も深くなりもっとのめり込めたかな〜？

かなしい

同じ人間なのに、生まれた場所でこうも違うのかと思います。子供は親を選べないですもんね。この先が気になります！

この手の漫画ではありがちなストーリです。見たあとはあまり覚えてないです。絵も話しもわかりやすいです。

続きが気になる

読みやすくて続きが気になります。
展開が早いので、沢山のケースが読める。
少しゾッとする場面もある。

闇過ぎて悲しい

昔、学校で習った中国の一人っ子政策。当時、なんて愚かで乱暴な制度だろうと呆れました。愚かしい政策の犠牲になるのは下層の一般庶民の更に下の子供たち。一人っ子政策は数年前に終わりましたが、今度は歪んだ男女比のため結婚できない男性が大多数で花嫁不足。東南アジアから嫁にする娘を買ってくるなど、世紀の大愚策のためにまだまだ庶民の悲話が続きそうです。

悲しい。こんなことが２０００年代になってもあったなんて全然知らなかった。一人っ子政策のために息子を亡くした家が養子を欲しがるとか、そのために子どもがよく拐われるとか、子ども二人目以上は税金がかかる？だったかな？みたいな話は昔テレビで見たことがあったけど。この話の子みたいな子ども達、１５年程たった今はどうしてるんだろう。

一人っ子政策によってこういう悲しい思いをする子供がいるという事は、聞いたことはあったけど漫画で読むと思った以上に酷い話でした。日本でも昔は口減らしのために売られていく子供がいたりしたようだし、ただそこに生まれてきただけの罪のない子供が辛い目にあうようなことはどの世界でも起きて欲しくないと思います。