【ネタバレあり】声なきものの唄～瀬戸内の女郎小屋～のレビューと感想（63ページ目）

この時代、こんな風に売られてしまう子供が沢山いたんだろうなぁと思ってしまいました。登場人物それぞれに辛い過去がありますが、それを乗り越えて、主人公がいつか若様と結ばれること、姉様と会える事が叶えば良いのになと思います。

何でそこまでできるのかと思った。
自分じゃない誰かのために体を張り、
そして泣く。
何でチヌはそんなにやさしいんだ。
自分もひどい目に合ってるのに。

やさしさは強さなんだ。
チヌをみてるとそんな気がします。

だんだん面白くなってきた

主人公の女の子が美人じゃないのが新鮮です。でも可愛らしく、人を惹きつける何かを持っすいるところがいいですね…。最初は何となく読んでいたけど、だんだんはまってきました。

古き時代は大変だ

女性が売買される時代。今でも人身売買はあるとは言うけれど、やはり耳にすると気持ちの良い事ではない。ましてや、本人の意思ではなく、家の都合で勝手に売られるのは許せないな、、、。

女郎の逞しさ

幼い頃に売られて、姉妹離ればなれになっても力強く生きる女の子のお話。話数を重ねるにつれ、主人公がすべてを受け入れて賢く柔和な女性に成長していくのがわかるので見守りたくなる漫画でした。

テレビドラマの仁で遊郭について、ちょっと興味があったので、こちらを読んでみました。面白いです。売られて行った中での出来事はあまりわからなかったので、面白く読んでます。

瀬戸内海の遊郭の話。
チヌちゃんが美人ではないけど、お客さんに気に入られてどんどん上に登っていくのが面白い。

もしも

もしももうちょっと絵面がすきじゃないかな。お姉さんもみつかってよかった。若旦那の簡単な心変わりに心が痛みます。なんとかチヌちゃんにもどって欲しい、。、

切ない

主人公の健気なところ切なすぎる。決して愉快なストーリーではないのに続けて読んでしまう…若さまとしあわせになるといいのに：

巴太夫が泣けた

お職になる前の巴太夫、主人公のチヌよりよっぽど辛かったろうに...
借金を返す前に死んだら 実家に請求されるって、死ぬことも出来ず、絶望の中であんな風に優しくされたら、ハマるよね。
騙されて、このままじゃまた裏切られて売り飛ばされちゃう、と心配したけど、良かった。牛なんていうけど、本当の強さをもってる人と早く一緒になれますように...