【ネタバレあり】声なきものの唄～瀬戸内の女郎小屋～のレビューと感想（55ページ目）

チヌが幸せになる日まで

チヌの幼き頃と売られてお店に来た頃が可愛くて愛おしくてたまらず、何度も何度も画像を見てしまった。無邪気で泣き虫でありのままの姿の時代が。その後も素敵な殿方に旦那になってもらえて、そこが彼女の運の強さ。真っ直ぐにしなやかに優しさと正義感と強さを身につけて。立派な大人の女性に成長した。サヨリ姉さんと再会して

瀬戸内の遊郭に話。暗くなりがちな題材だが、主人公のチヌがとても明るく健康的な性格の女子で、周りの人に助けてもらいながら逞しく生きていく様子が良い。完結していないので今後どうなっていくのか、続きを読むのが楽しみです。

時代

ひとむかしまえは、このような人身売買が日本でもあったと思うと心苦しくなりますね、おいらんの世界は華やかですが、逃げられない環境はみててつらい。

痛々しくて

想像通りですが、痛々しく切なくなるお話です。何も知らなかった漁村の女の子がいきなりああいうところに放り込まれて、大好きなお姉さんとも生き別れ。最初は泣き虫だったけど、当然だよね・・・優しく迎えてくれた最初の廓の姐さんたちに、ほっとしたけど、やはり悲しい未来しかなかった。読んでいくのが辛いお話だけど、頑張っている主人公の姿に惹かれ、幸せになってくれるところが見たいから、続きが読みたくなります。

ストーリーがよくてついつい見てしまった。無料分だけ見るつもりが課金してみている。
若様は最後は主役の子を捨ててしまうのかな。後藤田入るけど千鳥は若様が好きだし。
気になる。ただ、話が長すぎる。まだお姉さまにも再会できていないし。

優しさは強さだなと感じる。
チヌには最後には若様と幸せになってほしい。
十分なくらい過酷なので、これ以上過酷な場面は悲しいから見たくないです。
周りから尊重されるようになってきたのはせめてもの救いなので、幸せな場面が増えていってほしいです。

泣きました

貧しさゆえに売られた幼い女の子達の人生が描かれた作品です。
登場人物が辛い思いをしながらも逞しく時代を生き抜く姿に、泣きました。
また今も地球のどこかでこのような思いをする女性が沢山いたのだろうなと思うと…。こんな思いをする女性がこの世の中からいなくなりますようにと、願うばかりです。

チヌを応援したくなる

女郎屋の話だから、いかに悲惨で悲しい女達の人生の物語なのだろうかと思ったら、いざ読み始めると違った。
様々な人生の悲しみの中に女の強さと微かな光があり、何よりチヌが過酷な運命ながらも姉を思い素直さを失わず周囲に愛され必死に生きる姿に、どんどん読み進めてしまいます。

もし自分だったらと思うとゾッとする。喜怒哀楽すべての感情をとことん感じさせられる。
まだ無料分の途中だけど、チヌちゃんと若様が幸せになって終わってほしい。

考えさせられる

日本の歴史上、知っとくべき世界だと思う。吉原を題材にした様々な漫画はあるが、これは地方の廓のお話。ただ虐げられるばかりではなく救いもあり、主人公がまた強く可愛いのがよい。