3.0
なかなか読ませる
15才の主人公が流されて堕ちていく自分を乾いた俯瞰から眺めている感じも
堕ちていくまでの心理描写も意外と好み。
内田春菊の「物陰に足拍子」のみどりを思わせる。絵はまったく好みじゃないけど。
彼女の「特別な存在になりたい」という渇望が、彼女を少しずつ変えて行く原動力に変わっていき逞しさすら感じる。
自分はこんな生き方の価値観は持っていないけれど、こんな生き方の女性は芸能界でなくても沢山いるし、なかなかリアルだと思う。
金持ちと結婚する会リーダーの冬月さんの
モデルは観月あ○さかな。
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