セブンティウイザン
- タップ
- スクロール
無料イッキ読み:10話まで 毎日無料:2025/01/19 11:59 まで
-
みんなの評価
4.1 ( 全9,201件/ネタバレ1,712件 )
- レビューを書く レビュー投稿で20ptゲット!
- キープ登録 9915人登録中
- 作家
- ジャンル
- 青年漫画
- 出版社
- 新潮社
- レーベル
- BUNCH COMICS
- 配信話数
- 全123話完結(44~50pt)
- タグ
あらすじ
その日、江月朝一(65歳)は定年退職を迎えた。家に帰ると妻、夕子(70歳)から信じられない事実を告げられる。「私、妊娠しました」。終活、そんな言葉もよぎる夫婦が、突然授かった大きすぎる未来。超高齢出産夫婦がおりなす全く新しい家族の物語が始まる。夫婦の愛に、あなたもきっと涙する。
入荷お知らせ設定
?機能について入荷お知らせをONにした作品の続話/作家の新着入荷をお知らせする便利な機能です。ご利用にはログインが必要です。
みんなのレビュー
-
あたたかい。
わたしは、現在妊活中の主婦です。もし妊娠したら高齢出産になります。
妊活を始めたばかりの頃に、このお話に出逢ったからか、個人的には色々な部分に感情移入しながら楽しく読ませて頂いております。
このお話は、否定的なレビューを投稿している方々の意見にあるように、現実的には日本国内では、まずありえないことなのかもしれません。
しかし、そんな些細なネガティブな意見に焦点を当てて読む隙も無い程、とてもあたたかくて、幸せな家族のお話だと思います。
きっと、慌ただしく生きていると気付くことができない様な、本当にごくありふれた日常が、超高齢のご夫婦にとってみれば、それまで叶わなかったことで、すべてが未知で予想外な事だからこそ、読み手側からもキラキラ光って見えるのだと思います。
どんなに子供を身篭りたいと思っても、流産を二度経験しているわたしには、みらいちゃんママの気持ちがとても染みました。
ずっと子供が欲しかったけれどできなかった。でも、奇跡的に妊娠できた。
それだけでも女性としての夢が叶ったのですから産みたいという思いもひとしおだと思います。
そして、妻の身体や自分たちの年齢を考えて悩んだ末に、自身の人生を振り返り、未来へ向かって勇気を出して挑み、すっかり良いパパになったみらいちゃんパパも、本当に眩しくて、素敵です。
とても理想的なご夫婦に見えます。
ワンちゃんがいた風景や、ご夫婦の育児を通じての成長、そしてみらいちゃん自身の成長に何度も涙しました。
絵のタッチが苦手だと仰っていたレビューもお見かけしましたが、変にリアリティのあるタッチでは、シリアスなシーンが暗くなりすぎてしまうと思いますし、このほんわかとしたあたたかみは出ないと思います。個人的には絵も可愛らしくて好きですし、ストーリーに合っていると思います。
今後の展開で哀しい事が起こらないことを願うばかりなのですが、もしその時が来ても、江月夫妻からの愛情をたくさん受けて、強く優しく育ったみらいちゃんなら、きっと大丈夫だよねと信じています。
もし、出産ができた暁には、こんなあたたかい家庭で、たくさんの愛情を子供に注いであげたいなと素直に思える作品です。by 匿名希望- 304
-
5.0
泣けるよ
正直さ、あんまり年取ってから意地でも子供産むのってどうなの?っていう考えもあったし、
海外でおばあちゃんが出産したニュースも、倫理的にどうなの?って指摘があったじゃないですか。
なんか、そういうの、軽々しく言えなくなるなぁ。
70歳になるまで諦めなかったんでしょ? そして、望まれて生まれて来たみらいちゃんはお父さんとお母さんに大切に育てられてるんでしょ?
もう、幸せじゃん。すげー幸せじゃん。泣けてくるくらい、幸せ噛み締められる作品だと思いますよ。by たぬきぷー- 234
-
5.0
あたたかさが伝わります
さすがに70歳はファンタジーだけど、年齢だけでなく「産む?産まない?」の岐路で命が選択されるのはリアルなこと。
怖さを呑み込んで不安をひた隠しに産むことに突き進むゆうこさんの気持ちは痛いほど伝わるし、両親の愛を受けて育つみらいちゃんに、「生まれる」って素敵なことだと改めて思います。
責任という言葉にがんじからめにしないで、世の中の母親に「産んでいいよ」「頑張ろう、力を貸します」って言ってあげられる社会ならもっと出生率上がると思った。
誰の未来にも「絶対」なんてないし、確実に責任とれる母親なんていないよ。by かわらやね- 111
-
5.0
フィクションとして、親子として、人として
70歳で夕子さんは思っていたより元気で、
思っていたより年老いていた。
65歳で朝一さんは思っていたより年老いていて、
思っていたより元気だった。
私はアラフォーになり、パートナーは居るけれど子供は難しいと思っている。
それは年齢が原因ではなく私の性格から勝手に自分の可能性を狭めているだけなのかも知れない。
オードリーによって埋められていた二人の間のスキマを、
みらいちゃんが物凄いパワーで埋めていく。
物語は彼女の名の通り未来へと進んで行くが、
その反動か過去の2人の思い出も掘り起こされスキマに入り込んで行く。
コミカルに、時にシリアスに話はテンポよく進む。
夫婦の残り時間は2人が自覚している通り(もしくはそれ以上に)短い。
しかし今30歳だったとして、この世の中の誰もが残り時間を確実に保証されてはいない。
その意味ではこれはどの夫婦にも言える
「リミット付きの未来への物語」
では無いだろうか。
この漫画にリアリティがないと言う評価も理解出来るが、
今若くして子供を持つ幸運に恵まれた夫婦の漫画であったとしても同じ条件は実は数多い。
何度も泣いた。
純粋に心からこの漫画を読めて良かった。
改めて今の人と共に生きたいと思えた。
実際育児をされている方からは私のレビューは的外れと言えるかもしれない。
ただ、これだけの文字数を今すぐ吐き出したいと思わせる熱量のある作品だったことは唯一正しいことかと思う。by モーリスドーリス- 243
-
5.0
胸があたたかくなりました。
高齢者で出産というのは子どもと過ごせる時間も限られる事ですが、私自身は母親が30歳の時の子どもです。でも、母は病気で小学生の時に亡くなりました。若く産んだとしても、この先長く親子一緒に過ごせるという保証は皆ないのです。母がいないという寂しさや苦しみはありました。でも、この作品を見て、母もこう思ってくれていたのかなと涙が出てきました。私にも子どもはいますが、母が私に対する気持ちや育児話が直接聞きたかったな…と。お母さん、ありがとうと思わせてくれる作品です。
by 匿名希望- 143
同じ作家の作品
Loading
関連する作品
Loading
みんなが読んでるおすすめコミック
最近チェックした作品
>Loading
5.0