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そうだ、ここは自然が厳しい北海道だった!
ドラマにことかかない設定が立体的に、読者におそいかかる。面白いはずだわ。
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レビュアーランキング 1029位 ?
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そうだ、ここは自然が厳しい北海道だった!
ドラマにことかかない設定が立体的に、読者におそいかかる。面白いはずだわ。
「なれる必要がどこにある」
重い言葉。
杉元がちゃんと食べるか見張るため、くりくりした目をすがめて細くするアシリパ、広くなるおでこもかわいい。そしてなんでもいちおう口に入れる杉元、ほんと偉い。
杉元とアシリパの対立の萌芽か、それぞれの葛藤の始まりか。
大事なやりとり。
杉元が正規軍の兵士であることが、しばらく意識から消えてたわ。
しかし日露戦争すごいな。いろんな側面があったのね。
来た! 谷垣!
当時のいろんな道具の普及ぐあいがストーリーやキャラクタの活躍に自然に溶け込んでいるのがめっちゃうまい。調べ物が効いてる!
スポーツでも遊びでもないスキー、怖い…。ていうか迫力。
ああ、『ヴィンランド・サガ』で、トルフィンが採ったウサギをラグナルがさばいてクヌート王子が煮るのを思い出す。
雪や植物の描写がすごい。質感満点。
しかしこの二人、いいコンビだなあ。
男が、こんな小娘の言うことと片付けず、変なプライドにも拘らずリスペクトし、素直に耳を傾けるのがいい。