4.0
前作飛ばし読みをしました(;・ω・)
前作を拝読した方には待ち望んだ成長後の作品です。
時は明治なので色んな制限や、現代とは違う概念があったりなのですが、それも含めて楽しませて頂きました。
最後まで読むと伏線の幅広さや回収話でだらだらした感じがありました。
繊細なお話なので仕方ないとは思うのですが、始まりから収束迄に長すぎたかな…という印象が濃いです。
ただ、明治は時代の面でも遊郭はとても辛い事だったんではないかなというのもあり、話の終わり間際にその話が出てきて納得せざるおえません。
が、あんな風に逃げられる人だなんてほんの一握り。
異論を唱える事すら出来ずに終わりを迎えてしまう人も多かったはず。
長い作品ですが、知る事を求める方にぜひ。
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