4.0
青春が凝縮されている
恋愛、友達、勉強、部活、家族との不和。
狭いテリトリーで繰り広げられる多感な10代男女の気持ちの揺れや変化がたくさん描かれていて、共感する感情が多くいつしか引き込まれていきました。
物語の初めから瑛茉を一途に想う宏紀の恋が実ると嬉しいなと応援していましたが、途中から初恋を知り何をしても振り向かせられず悩み続ける怜久の気持ちに激しく感情移入してしまい、祈るように怜久の初恋成就を願ってしまいました。
最後の方では怜久も気持ちの整理がついてきていたけど、気持ちの整理をつける流れも切なすぎてモヤモヤが晴れないまま読み終えたこと、宏紀と瑛茉のイチャイチャ話数が長くてつらかったので星4つです。ごめんなさい(笑)
でも、誰を応援するかで喜怒哀楽したり満足度が変わるのが少女マンガの面白さだと思いますので総じて楽しませていただけました。
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