4.0
私が求めていたものは
まだ20話くらいですが、この漫画を読んで10年間好きで結婚手前までいった彼を思い出しました。
レスというわけではなかったのですが、彼は自分勝手なタイミングでしかしてくれず、私はしたくない時でもしないと怒るので仕方なく応じる時もあったのに、私から求めても今は無理とか、みちさんが断られていた時のような態度で、でも私が他の人のところへ行くのは許さないから離さない、家事は私、自分に都合のよい生活を守りたかったんだろうなと思います。
日頃から私は家政婦兼都合の良い女なんだな、という意識が抜けず愛されていない気がする→愛されているのを実感したいからしたい、でもしてくれない、とフェロモン香水や下着など色々試したなと思い出しました。
どなたかが書いていましたが、本当に陽さんは子供のようで彼もそうでした。私より10以上歳は上でしたが。機嫌を伺って、彼が不機嫌な時は〇〇買いに行く?とかそんな風にあやしてた20代と40近くの関係は今思うと馬鹿らしいです。。
そういう愛されていない実感が強いまま長く一緒にいると自分ってダメな奴なんだなってどんどん自己肯定力も失われてどんどんドツボにハマりますね。
お互い愛してるから一緒にいるはずなのになぜこんなに辛いんだろう寂しいんだろうって私を無視して眠る背中を見ながら声を殺して何度も泣きました。
誕生日などの記念日も私はお祝いするけど私の時はされず、そんな関係の中唯一愛されてると感じられるかもしれない行為に、縋っていた部分がありました。私が求めていたものは、行為ではなく愛されている事を実感したいだけだったのに、とこの漫画を読んで過去の自分を思い出して苦しくなりました。
張り切ってご飯用意したり思い切って下着を新調したり、それでも断られたり嘘をつかれたり、そのまま体験したのでみちさんの辛さがガンガン響いてきます。
どうかみちさんには幸せになって欲しいです。
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あなたがしてくれなくても