名無し774さんの投稿一覧

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21 - 30件目/全139件
  1. 評価:5.000 5.0

    エキゾチックでマーベラス

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    配信分全て読みました。
    継母と異母姉妹に虐げられて育った幸薄いヒロインのサナが、鬼のように厳めしいと言われる王弟殿下ファリスに嫁ぐ。ところが王宮で出会った殿下は見目麗しい男性で、というよくあるやつですが、なかなかいいです。
    まず絵がキレイ。
    王弟殿下は色気ダダ漏れマーベラスな褐色イケメン。
    ヒロインも幸薄そうだけど、どことなく雰囲気ある。
    王室ものって西洋が舞台のものが多いですが、中東が舞台っていうのもいい。
    王宮や調度品もステキでエキゾチックな世界に引き込まれます。

    自分の秘密を抱えきれずに吐露するヒロインに「私ならばお前ごと抱えてやれる」って返すのがイイ!
    殿下とヒロインは共犯者となりますが、王様はいかにも器の小さい残念な人なので、ファリスを気兼ねなく応援できます。笑
    王妃がこれからどう絡んでくるのが気になります。

    • 6
  2. 評価:5.000 5.0

    心の奥が絶妙にザワつく

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    1日2回ってタイトルがいいですね。
    いくえみ先生の作品は、心の奥の琴線を絶妙な力加減で撫でていくような、何とも言えない余韻を残します。
    いわゆる予定調和じゃないんですよね。
    え?って方向に行ったりして、心の奥がザワつく。
    だから心が疲れている時は読めないです。笑
    このお話は他の作品に比べると、心のザワザワ感少なめで読めますが。笑

    そして、いつものことながら言葉遣いが秀逸。
    チューやんとミハの回のモノローグ
    あれらは時折 こちらを覗きに来る

    思い出すではなく、覗きに来る
    この表情に唸ってしまいました。

    れみちゃんと季の関係性がなんとも言えない。
    泣き虫な季の涙にちょっと胸が締め付けられて。
    なるほどと唸って、意表を突かれて、ザワザワします。

    • 1
  3. 評価:5.000 5.0

    ほのぼのかわいい両片思い

    これぞ両片思いの鉄板ですね。
    奥さまが大好きで手を出すのをガマンしている元ホストと、旦那さまは責任感で結婚してくれたと誤解し、彼のために離婚を決意する女子大生のすれ違い恋愛ストーリーです。
    元ホストなのに大好きな奥さまのオンナゴコロは分からないっていう残念っぷりがいい笑
    凛花ちゃんも健気でピュアでかわいいです。
    両片思い系のマンガって悲壮感が出ちゃうと読んでいて疲れるのですが、この2人はすれ違いはどことなくコミカルなので安心して読めます。
    君たち両思いだよって言ってあげたい笑
    これは課金コースです。

    • 0
  4. 評価:5.000 5.0

    もしも転校先がバケモノの学校だったら

    ある女の子が、手違いによりバケモノが通う学校に転入してしまうというお話。
    「もしも転校先がバケモノの学校だったら」というシチュエーションコントを見ているようなおもしろさがあります。

    主人公の適応能力の高さがいいですね。
    「自分以外はバケモノ」という異常な現実をあっさり受け入れ、さらには「友達ほしいな」と思えるポジティブさ。
    バケモノに食べられそうになっても「ちょっと怖いな」程度で、翌日元気に登校してしまうメンタルの強さ笑

    バケモノ達も、校長先生に怒られてバケツ持って廊下に立たされたり、「友達なんかいらねーし」(本当はほしい)的な男子生徒がいたり、人間と同じような普通の学校生活を送っています。
    主人公を「ちょっとだけ」食べようとするバケモノに対して、別のバケモノが「人間は欠けると死ぬんだよ」とマジメに教えているシーンがじわじわおもしろい。

    私の大好きな某コントユニットの表現に「非日常の中の日常」というのがあるのですが、なんとなくそのフレーズを想起します。
    「バケモノしかいない学校」という非日常の中で繰り広げられる日常生活、じわじわきます。

    • 0
  5. 評価:5.000 5.0

    加害者家族がどう生きるか

    「おひとりさま」を読んで衝撃を受けた読者の1人です。
    今回のお話もなかなかすごい。独特な世界にズルズルと引き込まれました。

    ある街の片隅で静かに暮らす3人兄弟には秘密があった。
    それは両親がシリアルキラーであること。

    長女は、両親がしてきたことを全て知っていて、その手伝いもさせられていた。
    次女は、両親がしてきたことは知っているが、手伝わされることはなかった(長女の阻止によるもの)
    末っ子の長男は、当時まだ幼く、あとから親の犯行を知らされた。

    同じ犯罪者の子どもであっても、立場が違って、思いも違います。
    長女の抱えているものが重くて、闇が特に深い。
    あらゆることを警戒し、神経を集中させ、息を潜めて暮らそうとする長女の放つ存在感に目が離せません。

    • 4
  6. 評価:5.000 5.0

    誰と初恋しますか?

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    交通事故で記憶喪失となった財閥令嬢のヒロインの前に現れたのは、4人の婚約者候補。

    イケメンモデルの恋人
    かわいい系の幼馴染
    財閥御曹司の許婚
    財産目当ての詐欺師?!

    事故の前にヒロインが選んだのは誰だったのか?
    真実が分からないまま、ヒロインと4人のイケメンとのルームシェアが始まります。
    ありえない展開の連続ですが、なかよしの連載なので、細かい部分は目をつぶって読んだ方が良さそうです。
    順当にいって「この人がヒロインの選んだ(もう一度選ぶ)婚約者なんだろうな」というのは予測できてしまうのですが、それでも続きが気になります。

    極妻デイズの作者さんなんですね。
    前作はあまり好みでなかったのですが、今回は絵もストーリーも好きです。

    • 2
  7. 評価:5.000 5.0

    中の人、スカッと復讐しちゃって下さい

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    もっと早く読めば良かった!
    読み始めたら一気に引き込まれてノベライズも読みました!

    心優しい女子大生のエミが乙女ゲームの悪役令嬢レミリアに転生するストーリー。
    よくある転生モノとは異なり、このお話には「中の人」つまり本物のレミリアが存在します。

    前世でゲームを熟知し、悪役令嬢の孤独を見抜いていたエミは、大好きな「レミリアたん」を幸せな女の子にするため10年以上の歳月をかけて必死に努力を重ねます。

    レミリアはエミに自分の身体を乗っ取られてはじめは動揺しますが、エミの心の優しさと深い愛を知り、いつしかレミリアとして生きるエミを応援するようになります。

    エミの努力により未来はだいぶ変えられたものの、「星の乙女」の策略によりレミリアは冤罪で追放されます。
    星の乙女は一言でいうと「どクズ」です。

    大好きなレミリアたんを幸せに出来なかったバッドエンドに絶望するエミは意識は深く沈み、その瞬間「中の人」であるレミリアの意識がレミリアの肉体に戻ってきます。

    エミの意識が絶望の奥底に沈み、戻ってこないことを悟った中の人(レミリア)は、大好きなエミを絶望させたすべての人間への復讐を誓います。

    私利私欲じゃないんです。
    エミは「レミリアのために」
    レミリアは「エミのために」
    この構図が美しい。

    エミの長年の努力のおかげでレミリアはめっちゃ強いです。
    レミリア無双。スカッとします。オススメです。

    • 73
  8. 評価:5.000 5.0

    爽快!ヒロイン無双!

    純粋なヒロインが悪役令嬢の汚名を着せられて婚約破棄される。。。ていうよくあるパターンかと思いきや。
    ヒロインが婚約者サイドの人間をボコボコにぶん殴るという展開に度肝を抜かれました笑
    よく見たら表紙絵のヒロイン、殺傷能力高そうなグローブ付けていたわ。

    ヒロインが悪人に対して、文字通り「鉄拳」で制裁をしていきます。
    ヒロインがやたら強い。容赦ない。
    ヒロインを暗殺しようとしたメイドが、次のシーンで破壊した壁にめり込んでいて、このマンガの方向性(&楽しみ方)を理解しました。笑

    笑っちゃうほどヒロイン無双。
    負ける気がしません。
    結構殺伐としたシーンとヒロインの優雅な動きとのコントラストに笑えます。

    あとヒロインのお兄さんが癒しですね。
    ヒロインの身を案じるのではなく、ヒロインの暴走を案じているのがいい笑

    基本コメディですが、麗しの王子からのほんのりラブっぽい要素が入っているのもいいです。

    • 59
  9. 評価:5.000 5.0

    何これめっちゃおもしろい

    チラッとしか読んでいないんですが、ありえないストーリーでおもしろい予感しかしない。

    不運に、不運に、不運が重なり(以下省略)、無人島に流れ着いた部長(男)と新卒社員(女)。

    「俺の眼鏡は…何処だ。」
    この非常事態において気にするところ、そこ?
    笑いました。

    読みたいんだけどポイント高いですね。
    無料分があると嬉しい。

    • 1
  10. 評価:5.000 5.0

    テレパス×テレパス

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    これ、おもしろいですね。
    主人公が人の心を読めるっていうストーリーは時々ありますけど、このお話は、主人公の男の子だけでなくヒロイン(というか相手役の女の子)も同じ能力の持ち主です。

    市井くんが声をかけても一言も喋らず、ハタから見ると静かに過ごしているように見える佳乃さんですが、心の中ではめっちゃ会話してきます。
    テレパスがテレパスと出会うとこんな超常現象が起きるのね笑

    お人好しで無難を好む市井くんと、無口でクールでバイオレンスな佳乃さんのこれからが楽しみです!

    • 8

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