4.0
神女こわ…っ💦
内容としては転生物にしては、ヒロインが内向的かなとは思いました。でも最初はすごく幸せに過ごしていたのにある日急に自分が悪女で死ぬ運命ってなったら、悲観的になったり逃避したくなるのも無理はないなぁって…。運命に逆らいたくても世界の抑止力なのか男主人公を好きになってしまって、誰にも渡したくないけど自分が悪女の立場である以上いつかは運命通りにいくのではという葛藤が細かく書かれています。
男主人公の綿密な計画のせいなのか、ヒロインの優柔不断?それとも世界の抑止力のせいなのかどうしても突き放せなかったりする部分もやきもきしながら読みました。
少し落ち着いた辺りで神女が現れたり、決心して男主人公に会いに行ったら神女と話しているのを見てしまったり…心を折るタイミングがやばすぎないか?とさえ思って、誤解からのすれ違いで結局ヒロインは子供だけでも守ろうと逃げてしまう…やりきれないなぁと思ってたら、7年後に会った男主人公は病んでるし、神女がなんか色々知ってて動いてそうな部分もあるしで…病んでる男主人公の色気がいいなって思う間もなく神女が怖い…この人も憑依か転生だろって思うような言動…うん、結論は男主人公の本音よりも神女の存在(言動)が怖い。でした。
男主人公が振り回されるのが好きな方には好感触かな?ただ、絶対悪女にならない!っていう前向きにハッピーエンドを目指す系が好みの方にはおすすめできないかもしれませんね。
- 0
悪女なのにママになりました