5.0
弟です。
広告で気になって第一話を読んだ人は是非以降も読んでほしい。
現代の日本の家庭の問題が物凄く巧みな対比で描かれているのでハッとさせられるハズ。主人公夫婦がとにかくカッコいい
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広告で気になって第一話を読んだ人は是非以降も読んでほしい。
現代の日本の家庭の問題が物凄く巧みな対比で描かれているのでハッとさせられるハズ。主人公夫婦がとにかくカッコいい
一番リアルに感じたところは『しんどいですよ』というセリフ
理不尽に、一方的に多数から石を投げつけられて傷つけられてもその憤りを投げ返すことができる対象は攻撃してきた相手のウチの極少数。やり返しても完璧に気分が晴れる事はなく、傷が瘉えることもない。時間とお金をかけてほんの僅かに気持ちに折り合いがつくだけ。
結局、被害者になっても理不尽を正したい、相手に相応の報いを与えたいと思っても今の司法の制度でそれを達成することは難しく、詰まる所精神的にも経済的にも肉体的にもコスパは悪い。
ここまで書いて思った事は、結局はやり得でやられ損である事。提訴をしても恐らく溜飲が下がることはない。訴えるまで行く程の深いダメージからは回復する事は難しい。
ただ、加害した人間が必ずしも上手くやり逃げできるわけではない。労力がかかろうが被害者がその気になれば加害者を特定し、罰を与える手段は確立されている。その程度には日本の司法はしっかりしている。
そこまでのプロセスがしっかり書き込まれています。
この第5話までで良いから小学校の教科書に載せてほしい。
でも、これは虐められてる人間と虐める人間のある意味リアル。
言いたいことも言えない弱者と、その弱者を見つけては食い物にする強者のフリをした弱者。
主人公が自ら一歩目を進むことを選んだから、人生を変えることができてよかった。
変えようと願っても変えられない人も多い。
自分に深く刺さることは無かったけど、今変わりたいと願う人に刺さるといいなと思う。
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真綿の檻