5.0
ゆるくて、笑えて、いい。
まさか、イエスとブッダを題材にしたものでこんなに笑う日が来るとは思いませんでした。
昔、新約聖書を一通り読んだことがあるので、イエスに関してはちょびっとだけわかるんですが、この作品は、聖書に書かれている、イエスが行った奇跡とか、迫害→弟子の裏切り→受苦→復活とか、まあ割と重いはずのところを、笑いのエッセンスとしてぶっ込んでくるんですよね。しかも、使い所がまた絶妙だったりします。
仏教についての知識はあまりないのですが、それでもブッダの仏教ネタで笑えます。
キリスト教なり仏教なりの知識がなくても楽しめるし、ちょっと知識があると、それはそれで笑えるポイントが増えて面白いと思います。
それにしても、イエスもブッダもいい具合にゆるくて、なんか読んでるとストレスが和らぐような気がして、本当に好きです、コレ。
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聖☆おにいさん