4.0
実話でもおかしくなさそうな漫画です。
以前インデーズの漫画を見たことがあります。
コマ割りの稚拙さが明確に分かり、どうしてこの作家はこの感情をもっと強く読者に伝えないのかしら?と不思議に思ったとこがあります。
編集者って大事なんですね。ネームの構成もコマ割りも、作者の意図も、読者の意図も、ひいては出版社の意図まで背負って、漫画家に要求して描かせています。
ただの絵の上手な人では、漫画家になれません。物語も大事です。今は原作物が多いので、任せればいいもですがそれでも、最初から最後まで読者も興味を逸らせず構成するのは、(時には気休めも絵もいれて)総合力の長けた演出家の仕事のようです。
才能の枯渇だ。と思う時があるでしょうね。
漫画家はアシスタントから始まるのは予想ができます。
それも辛い、苦しい、半分楽しい。
そんなことを全て、考えさせてくれた作品でした。
あいらさん!立派な漫画家になるといいね。
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