4.0
最期のときの迎えかた。
気づいたら沖田先生の作品を良く読んでいる自分。。
作者まで確認しないで読み始めたら、結果沖田先生だ!みたいな。
絵が好きなのか、ストーリーの内容が他にはないものだからか。
このお別れホスピタルは、なんとなく自分とはまだ関係のない世界かなぁと思っていたけど、読んでいくとすごく考えさせられる内容でした。
ホスピスは命のゴミ捨て場、そんなことないでしょ。
少なくともこのストーリーのなかの患者さんは最期まで一生懸命生きていたと思います。しかも、なんだかクスッと笑わせてくれる患者さんもいる。
私の母は、ある日突然、心筋梗塞で亡くなりました。まだまだやりたい事もあっただろう、無念だろうと思う事もあるけど、母らしい最期だったのかもと思う事もある、忙しく生きていた人だから。
ホスピスで迎える最期が幸せなのか、
自分でも気づいてないんじゃないかと思うくらい急な最期を迎える方が幸せなのか、
自分も迎える最期のときだけど、絶対答えは出ないだろうと思う。
とりあえず今は、このストーリーのなかの患者さんの最期についてちょっと考えさせられながら読み進めたいと思います。
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お別れホスピタル