3.0
謎のセリフが引っ掛かりすぎて……
正確にいうと2.8ぐらいの評価です。
吾峠先生の作ではないので本誌掲載時には興味がなかったのですが、何が描かれているのかやっぱり気になったので確認のために購入しました。
良かったところとしては、個人的に煉獄家が大好きなので、“(公式の)二次創作”ではあっても彼らのサイドストーリーを読めた事は嬉しかったです。
吾峠先生のチェックは受けているという事で一定の部分は受け入れているのですが、読んでいるとどうしても首をかしげてしまう箇所がありました。
1つ目は冨岡編での「俺たちは柱」発言についてのオマケ。これは言い訳っぽく感じてしまいましたので、該当のセリフを修正するだけにしたほうが逆によかったのでは?と思いました。
2つ目は煉獄編での①「甘露寺!期待しているぞ」②「はい!」→③「ひゃ…はい!」④「どうした、元気がないぞ!」というシーン。
コレってどういう事ですか?②で元気良く返事をしたのに、なぜ③ですぐ「ひゃ…」と怯む声が入ったのでしょうか。会話の流れ的に順序がおかしい気がします。本当は③④②だったのでしょうか?
3つ目は煉獄編終盤の「てめぇらなにくっちゃべってんだ!」って、コレ誰のセリフですか?何回も読み返しましたが結局分かりませんでした。私の脳ミソが足りてないだけかもしれないので、煉獄編で謎に感じてしまったセリフ2ヶ所について理解されてる方がいたら是非教えて戴きたいです。
本編の全体構成や絵柄は良かったと思います。
鬼やサブキャラについては、そもそも作風の違いもあるし、オリジナルキャラはどうしても描き手自身のスタイルが出てしまうものなので、そこは仕方がないと思ってます。上記のセリフ(特に煉獄編)に違和感さえなければ、3~4で星をつけたかったところなので、ちょっと残念でした。
きめつのあいまは、絵柄はかわいいですが漫画としてはあまり面白くありませんでした。
- 4
鬼滅の刃 外伝