4.0
世界の歴史的風俗物
作者さんが得意な歴史的風俗が散りばめられた佳作です。
それぞれ二十世紀アメリカ、帝政ロシアの農村、近世ヨーロッパの劇場、十九世紀のオスマントルコのハーレムが舞台です。
安武先生にしてはキレが今ひとつですが十分に面白いし、こういう分野がお好きな方にはオススメです!
ちなみに自分は大好きです笑
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2
29085位 ?
作者さんが得意な歴史的風俗が散りばめられた佳作です。
それぞれ二十世紀アメリカ、帝政ロシアの農村、近世ヨーロッパの劇場、十九世紀のオスマントルコのハーレムが舞台です。
安武先生にしてはキレが今ひとつですが十分に面白いし、こういう分野がお好きな方にはオススメです!
ちなみに自分は大好きです笑
2作目の「悪女コゼット」
身体を売る、嘘つき、泥棒何でもやるコゼット。
初めはあまりに創作し過ぎだろうと思いましたが、冷静に考えるとこのコゼットはおそらく14、5才にはなっている。
原作は8才でジャンバルジャンから救出されたから売りもさせられてなくて、素直で正直なままでしたが、救出が14、5才だったら‥‥本当に身体を売らさられて荒みきった女性になっていたかも、と気が付きました。
原作の救出が遅すぎなくて本当に良かったと思いました。
安武先生の目の付け所はさすがです。
他3作も大変秀逸です。
滑川さんはじめウシジマワールドの外伝半分、パロディ半分でとっても楽しめました。本編や肉蝮伝説のシビアな雰囲気とはかなり違います。漫画の山崎童々さんのキャラなんですかね。
途中までオムニバスで楽しく読んでましたが、途中からだんだん固定キャラが出てきて最後はジロドゥのオンディーヌのようなことに‥‥少し収まりは悪いけど。
個人的に、払った犠牲に見合う結果が得られているような気がしないので。
とは言うものの、充分に面白い漫画だと思います。
透明なゆりかごと共通する独特な雰囲気は流石にこの作者さんだと感じます。他の方も仰ってますが、自分で体験した産婦人科と違って取材による作品ではあるのだろうと感じました。
この作者さんは引き出しが多く、好みじゃない作品に当たるとハズレ感が強いのですが、この作品はポーやトーマほどの精神性はありませんが作者さんらしい洞察ほどほど、設定もいい感じで楽しめます。オムニバスで読みやすいです。
個人的には、もう少しエピソードを続ける予定だったのじゃないか?と感じます。オーナーや支配人自身ののエピソードを入れた方が落ち着きがいい。不人気で連載中止かな?
ちょっと食い足りない印象の作品です。
とても読み応えがある作品と、
「それはどうなの!?」みたいなのに分かれる印象です。
個人的にはマリールイーズやフェルゼン兄妹のその後はとても良かったです。史実にも忠実です。
ジェローデルも感動的です。最後の超常的ぶっ飛びさえなければ…「混ぜるな危険」という言葉が浮かびます。
オスカル母のエピソードは、時代に迎合したディズニープリンセスの変化を彷彿とさせて個人的には好みじゃありません。本編とキャラ設定が繋がらない。
絵の変化は作者さんの年齢を考えたら仕方ないかな…自分は許容範囲でした。
好みは分かれると思いますが、素敵なエピソードが多いので買いだと思います。
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ママがあたしを撃った