4.0
まるで文学作品
作者の詩人的な表現
そのイメージにぴったりな、淡くて
優しいフルカラーの色合い
殺伐とした人間関係の中で生きてきた主人公がやっと信用できる人と出会い
人間としてのスタートを切る
文学作品の様な詩的な表現で、
静かな中に主人公2人の熱い思いと葛藤が
伝わるいい作品です
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64634位 ?
作者の詩人的な表現
そのイメージにぴったりな、淡くて
優しいフルカラーの色合い
殺伐とした人間関係の中で生きてきた主人公がやっと信用できる人と出会い
人間としてのスタートを切る
文学作品の様な詩的な表現で、
静かな中に主人公2人の熱い思いと葛藤が
伝わるいい作品です
田村由美先生の本格ミステリー。
どんなジャンルでも描く事の出来る希少な
漫画家さんです。
これまでにも【ボクが~になった理由】
などで謎解きや事件の話はあったけど、
今回は超本格的。
しっかりとしたストーリーの軸があって、
いつもの田村先生の笑える場面、それに加えて整くんの空気が読めない雑学脱線トーク、でもその雑学がとても楽しいし、
ためになる!
一見意味の無いような会話劇の中にこの世の不思議や不条理な事がたくさん含まれていて、この会話だけでも充分楽しめます。
さみしさ、優しさ、狂気、それぞれの様々な事件、様々な犯人達…
感じ方も受け取り方も人それぞれ、
事件解決しても後引くようなせつない感情が残ります。
それをカレー好きで空気の読めない整くんが、実は優しくホッとする気持ちにさせてくれるのだと思うのです。
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せんせいのお人形