4.0
グイグイ引き込まれ、そして考えさせられた
原作者の岸見一郎氏の著書「嫌われる勇気」を数年前に読了したものの、ピンと来なかった者です。
しかし、この作品は、壊れた家族一人ひとりの行動や背景を巧みに具体例としながら、アドラー心理学の考え方をとても分かりやすく学べるように仕上がっていたことに舌を巻きました。
何より、末っ子の壊れぶりや長女の闇にゾッとしながらも、どう展開するのか?とグイグイ引き込まれました。
絵もきれいで見やすいですし、主人公のキャラが立ってます!
タイトルや、アドラー心理学の考え方から、今は出来なくても、ダメでも前向きに取り組むことへの勇気や温かい励ましを感じました❗️
短いのに高いポイントがちょっとだけ残念で、満点からマイナス1の4点とさせていただきました。
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劣っていることは資産である ~アドラーの「個人心理学講義」より~