5.0
悪人がいない
主人公お姫様が、革命軍に断頭台にかけられてから過去に生まれ変わってやり直すストーリー。
要するに
『帝国姫様が処刑されずに済む=革命がおきない世の中=帝国民が平和に暮らせる国作り』
となる構図で、みんなが平和になっていきます。
ところが、『この問題解決に挑む主人公が超自己中であるにも関わらず周りが勝手に勘違いしながら結果的に平和になっていく』という設定になっているから面白い!!
主人公姫様も、根は性悪ではないので(ただの無知)そんなにイライラすることはありません(笑)
ストーリー背景は重いはず?なのに悪人がいないためストレスなく読めます。
あくまで自分ファーストむき出しで必死になる姫様ですが、上手くコミカルに表現されているし、絵も可愛いし、時々後ろに迫るギロチンくんも面白いし、テンポもいいのでどんどん読み進められます。
学園編から一気に登場上人物が増え(同僚と従者)、その後の展開の要所要所で絡んでくるので、今また読み返しているところです。
- 3